Anker Japanがモニタリング用カメラやタッチスクリーンを廃止し価格を抑えた3Dプリンター「AnkerMake M5C」を発売しています。詳細は以下から。
Anker Japanは日本時間2023年10月11日、2022年にクラウドファンディングサイトKickstarterで当時約10億円の資金を調達し開発したAnkerブランド初の3Dプリンター「AnkerMake M5」から、モニタリング用のAIカメラやタッチスクリーンを取り除き、より購入しやすい価格にした「AnkerMake M5C 3Dプリンター (V8110)」を新たに発売しています。
AnkerMake M5Cは、モニタリング用のAIカメラやプリンターの設定や操作を行うタッチスクリーンが廃止されていますが、全ての操作はPCやMac、iOS、Android対応のAnkerMakeアプリから行うことが可能で、プリント開始などの操作を割り当てられるワンクリックボタンや組立てやすさなど初心者向けの3Dプリンターとなっていますが、
専用のAnkerMakeアプリから簡単にプリント設定、操作、プリント状況の確認が可能です。[…]開封から約15〜20分で組み立てできる構造で簡単に設置できます。
AnkerMake M5C 3Dプリンター – Amazon.co.jp
最小0.1mm単位の高精度プリントやPowerBoost 2.0テクノロジーによる最大移動速度500m/sでのプリント、7×7ポイントでのオートレベリングなどAnkerMake M5Cとほぼ同じ性能を備えています。
また、公式ブログによると、AnkerMake M5Cはプリントヘッドが再設計されコンパクト&軽量化され冷却機能が向上し、フィラメントの揺れ検出をツールヘッドに統合し、ホットエンドはAnkerMake M5のPTFE製(最大260℃)から、金属(All-Metal)製へアップグレードされ、最大プリント温度は300℃となっているそうです。
AnkerMake M5Cプリンターの価格はM5より30,000円安い69,990円で、現在は発売を記念して20%ポイント還元(+13998pt)となっているので、入門用や2台目の3Dプリンターをお探しの方はチェックしてみてください。
PV
比較
AnkerMake M5C | AnkerMake M5 | |
---|---|---|
外見 | ||
モデル | V8110 | V8111 |
プリントサイズ | 220×220×250 mm³ | 235×235×250 mm³ |
プリント速度 | 最大500 mm/s | |
ホットエンド | All-Metal製で300℃まで対応 | PTFE製で260℃で対応 |
対応素材 | PLA / ABS / PETG / TPU / PLA-CF / PETG-CE / PA / PA-CF | PLA / ABS / PETG / TPU / PLA-CF / PETG-CF |
プリント精度 | 0.1mm | |
マルチカラープリント | 対応(V6対応) | |
CPU | XBurst (1.2GHz) | Dual XBurst (1.2GHz) + XBurst (240MHz) |
ストレージ | 8 GB EMMC, USB Drive | |
カメラ | 非搭載 | 1080pカメラ搭載 リアルタイムモニタリングやタイムラプスの撮影が可能 |
タッチスクリーン | 非搭載 | 搭載 |
ワンクリックボタン | あり | なし |
通信 | WiFi (2.4GHz), Bluetooth, USB-C | |
電源 | 350W,110V/220V | |
サイズ (フィラメントホルダー無しの状態) |
約466 x 374 x 480mm | 約502 x 438 x 470mm |
重さ | 約9.6kg | 約12.6kg |
価格 | 69,990円 (399.00ドル) |
99,990円 (699.00ドル) |
リンク | Amazon.co.jp Amazon.com |
Amazon.co.jp Amazon.com |
- AnkerMake M5C 3D Printer – AnkerMake.com
- AnkerMake M5C 3Dプリンター : 69,990円 + 13998pt – Amazon.co.jp
コメント
表のM5Cの値段の円の部分がドルになっています。