最新のmacOS 14 Sonoma beta 6では「Metal Performance HUD」をショートカットキーで操作することが可能に。

defaults write -g MetalForceHudEnabled -bool YES Developer
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 最新のmacOS 14 Sonoma beta 6ではMetal Performance HUDブロックをショートカットキーで表示/非表示したり、位置を移動することが可能になっています。詳細は以下から。

Apple Metal 3のロゴ

 Appleは2023年06月に開催したWWDC23で、開発者がApple Silicon MacへWindowsからゲームタイトルを移植するのを支援するGame Porting Toolkitを発表するとともに、Metalで描写したDirectXゲームのFPSやGPU, CPU, Memory使用率を確認できるよう「Metal Performance HUD*」をアップデートし、Direct3Dの変換タイプやレンダーエンコーダーの情報を追加したと発表しましたが、

WWDC23 S10123 : Bring your game to Mac, Part 1: Make a game plan

WWDC23 S10123 : Bring your game to Mac, Part 1: Make a game plan

元MicrosoftやValveでXbox/Steam for Macの開発を担当し、現在はAppleでゲームテクノロジーチームのマネージャーされているNat Brownさんによると、Appleが2023年08月22日にリリースしたmacOS 14 Sonoma Beta 6では、Metal Performance HUDをアップデートし、これまでターミナルでの操作が必要だったHUD表示/非表示(以下)などの設定をショートカットキーで操作できるようにしたそうです。

*HUDはHead-Up Displayの略。

 Metal Performance HUDはこれまで、Metalを利用した画面の右上に表示されるようになっていましたが、macOS 14 Sonoma Beta 6以降ではShift+F9キーでHUDのON/OFFに、Shift+F8キーでログ書き出しのON/OFF、Shift+F7キーでHUDの場所を移動することが可能になったそうです。

Metal Performance HUDのカスタマイズ

Metal Performance HUDを有効にする

 ちなみに、Metal Performance HUDはmacOS 13 Venturaから利用することが可能で、ターミナルを開いて以下のコマンドで特定のアプリ、または全てのアプリのMetal Performance HUDを有効にすることが出来るので、開発中のアプリやゲームのMetalパフォーマンスをチェックしたい方は試してみてください。

defaults write -g MetalForceHudEnabled -bool YES

open my_app. app --env MTL_HUD_ENABLED=1 -env MTL_HUD_LOGGING_ENABLED=1 #HUDとロギングをOFFにするには~~_ENABLED=0
defaults write -g MetalForceHudEnabled -bool YES #全てのアプリでMetal HUDを有効

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