Microsoftが「OneDrive for Mac」でファイルに加えた編集内容だけを同期する差分同期をサポートしたと発表しています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時刻2019年07月16日、同社のクラウドストレージサービスOneDriveのMac用クライアントをv19.103.0527へアップデートし、差分同期をサポートしたと発表しています。
パフォーマンスの改善とバグ修正に加え、OneDrive で差分同期がサポートされるようになりました。最初からやり直したり変更を加えたり、滑らかな画像になるように少しだけピクセル単位の修正を加えたりすると、OneDrive は変更点のみを同期し、時間と帯域幅を節約することができます。
OneDrive – Mac App Store
OneDriveの差分同期サポートは今年05月に開催されたSharePoint Conference 2019で発表されており、元々ユーザーからのリクエストが多かった機能の1つで、現在のところOffice 2016のファイルの差分同期をサポートしているようです。
OneDrive allows you to work with your files directly within File Explorer on Windows 10 and Finder on Mac, and to synchronize files so that you can work with files locally and when you are disconnected from the network. The coming differential sync will greatly reduce sync time and bandwidth utilization.
OneDrive announcements – SharePoint Conference 2019
差分同期をサポートしたファイルでは、ファイル全体ではなく変更が加えられた画像など一部のファイルだけが同期されるため、同期時間や帯域を節約することが可能で、OneDriveクライアントには括弧内に実際に同期されたファイルサイズが表示され、現在のところこの機能は個人向けのOneDriveでサポートされ、今年後半には法人(Business)向けのOneDriveとSharePointでも利用できるようになるそうです。
- OneDrive – Mac App Store
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ファイルが壊れまくりそう