Nikonがカメラで撮影したNEF(HLG)とHEIFに対応した「NX Studio for Mac v1.4.0」などをリリースしています。詳細は以下から。
株式会社ニコンは日本時間2023年05月23日、ニコン製のデジタルカメラで撮影した写真や動画を閲覧・編集できるアプリ「NX Studio for Mac」の最新バージョンとなる「NX Studio for Mac v1.4.0」およびテザー撮影用アプリ「NX Tether v1.0.4」、ワイヤレス接続用アプリ「Wireless Transmitter Utility v1.10.0」などをリリースしています。
NX Studio for Mac v1.4.0などでは、新たにNikon Z 8に対応した他、カメラで撮影したNEF(HLG:Hybrid Log-Gamma)とHEIFフォーマットに対応し、書き出し形式にHEIF (HLG)とHEIF (PQ)が追加され、トラックパッドのピンチアウト/インで画像の拡大/縮小が可能になっています。
NX Studioは前回のv1.3.1アップデートApple Siliconにネイティブ対応し、それに伴いmacOS 10.15 Catalinaのサポートを終了していますが、今回のアップデートではNX Tether v1.0.4やCamera Control Pro v2.4.15もmacOS 10.15 Catalinaのサポートを終了しています。
NX Studio for Mac v1.4.0
- Z 8 に対応しました。
- カメラで撮影した NEF (HLG)、HEIF に対応しました。
- [調整]タブの[人物に関する調整]にて[美肌効果]、[人物印象調整]の調整、および[情報]タブの[ファイル / 撮影情報]での表示に対応しました。
- [書き出し形式]に[HEIF (HLG)]、[HEIF (PQ)]を追加しました。
- [XMP / IPTC]タブの[カテゴリー]を 256 文字まで入力できるようにしました。
- トラックパッドのピンチアウト / ピンチインで画像の拡大 / 縮小をできるようにしました。
- [カラーコントロールポイント]のポイントアイコンのクリック可能領域を改善しました。
- 以下の現象を修正しました。
- [ユーザーコメント]の[表示位置]を[画面外右下]に設定した状態で印刷した場合、エラーが発生する場合がある。
- ViewNX2 で調整した RAW を書き出すと、書き出した画像がゆがむ場合がある。
- NEF を書き出した場合、書き出された画像のプロファイル情報が正常でない場合がある。
- [画像調整パレットのカスタム設定]でカスタム設定を新規作成すると、名称が変更できない。
- ディスプレイのカラープロファイルを sRGB 以外に設定した場合、NX Studio 以外のアプリと比較した場合に色味が異なる場合がある。
- Camera Control Pro 2、NX Tether の撮影画像の保存先を外付けストレージに指定した場合、撮影した画像が直ちに表示されない場合がある。
- NX Studio の印刷ダイアログ内の[カラープロファイルの指定]の[プリンタープロファイル]が選択できない。
- ダウンロードセンター – Nikon
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