macOS 13.4 Ventura Beta 4では、Little SnitchやTripModeなどAppleのNetwork Extensionフレームワークを利用するアプリを使用しているとネットワークに接続できなくなる不具合があるので注意を。

Little SnitchとTripMode macOS 13 Ventura
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 macOS 13.4 Ventura Beta 4にはAppleのNetwork Extensionフレームワークに不具合があり、Little SnitchやTripModeなどフレームワークを利用するアプリを使用しているとネットワークに接続できなくなるそうです。詳細は以下から。

macOS 13 Ventura

 Appleは現地時間2023年05月02日、いくつかの不具合と脆弱性を修正したmacOS 13.4 VenturaのBeta 4を開発者向けにリリースしましたが、コンテンツフィルターやVPNなどのネットワーク系のアプリをインストールしたままmacOS 13.4 Beta 4へアップデートすると、ネットワークへ接続できなくなる不具合が確認されいます。

macOS 13.4 VenturaとiOS 16.5のBeta 4

  • iOS 16.5 beta 4 (20F5059a)
  • iPadOS 16.5 beta 4 (20F5059a)
  • macOS 13.4 beta 4 (22F5059b)

May 2, 2023

Releases – Apple Developer

 この不具合は、AppleがmacOS 11 Big Sur以降のmacOSでサードパーティ製のNetwork Kernel Extensionに代わる新しいフレームワークとして開発者に提供/強制していたNetwork Extensions」フレームワークの不具合によるもので、AppleのNetwork Extensionsに対応したLittle SnitchMiniTripModeRadio SilenceLuLu、Cisco AnyConnect VPNなどのが影響を受けており、

アップデート後はpingも通らなくなるので、ネットワークフィルターやVPNアプリを利用している場合はBeta 4アップデート前後に一時的にアプリをアンインストールするか、システム設定アプリの[ネットワーク] → [フィルタ]のフィルタとプロキシからアプリを無効化しておいた方がよさそうです。

Little SnitchとTripMode

ping: send to: No route to host 

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