1990年代に開発された起動するだけでMacのデスクトップを壁紙で覆ってくれるアプリBackdropが「Backdrop X」として復活しています。詳細は以下から。
プレゼンテーションで不特定多数の人が見るスクリーンにデスクトップを表示したり、デスクトップのスクリーンショットを撮影する場合など、デスクトップに散らかっているファイルを隠したい場合がありますが、アプリを起動するだけでデスクトップを壁紙で覆ってくれるユーティリティアプリ「Backdrop X」が新たにリリースされています。
Backdrop X is a recreation of my 1990’s shareware app Backdrop! It doesn’t do anything but display your selected wallpaper in a window that covers your desktop.
Backdrop X – Mac App Store
Backdrop Xを公開したのは元TwitterやAmbrosia Softwareでアプリケーションエンジニアを務めていたJonathan Grayさんで、オリジナルの「Backdrop」アプリは1990年代にGrayさんがClassic Mac向けに開発したものですが、最近、地下室からBackdropアプリの載った日本語のMacアプリ本を発見したことから、最新のmacOSに対応したBackdropの開発をスタートしたそうで、
Back in the 90's, I created a Mac shareware app called backdrop. I recently unearthed from my basement a Japanese book of shareware apps that included it. This inspired me to recreate it for the modern Mac, and it's now available for free. https://t.co/2uMIwhcAdV pic.twitter.com/vcdpYk36hy
— Jon (@recordtronic) April 9, 2023
同様の機能はOnyXやOnlySwitchなど既に多くのユーティリティアプリにも実装されていますが、Backdrop Xは[View]メニューからダイナミックデスクトップ壁紙内に含まれている壁紙の選択が可能で、ライト/ダークアピアランスにも対応しています。
Backdrop Xのシステム要件はmacOS 12.4 Monterey以降のMacで、アプリは現在のところ無料でMac App Storeに公開しているそうなので、興味のある方はチェックしてみてください。
- Backdrop X – Mac App Store
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