Apple、一部のRAIDストレージを接続すると「Mac Studio/Mac Pro (2023)」が起動しなくなる不具合をmacOS 13.5 Venturaで修正。

macOS 13 Ventura

2023.07.27

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　Appleは一部のRAIDストレージを接続すると「Mac Studio/Mac Pro (2023)」が起動しなくなる不具合をmacOS 13.5 Venturaで修正したそうです。詳細は以下から。

　Appleが現地時間2023年06月13日より販売を開始した、Apple M2 Max/Ultraチップ搭載の「Mac Studio (2023)」と、M2 Ultraチップに加えPCIe拡張スロットを備えた「Mac Pro (2023)」には、出荷時点ではmacOS 13 Venturaのメインストーリーとは異なるmacOS 13.4 VenturaのBuild 22F2073が搭載されていましたが、

米OWCによると、このBuildにはSoftRAIDドライバを利用しAccelsior 8M2などでNVMe RAIDストレージを構成＆接続するとMac Studio/Pro (2023)が再起動を繰り返す/起動しなくなる不具合があり、Appleと協力して問題の解決にあたっていると報告していました。

この問題はOWCだけでなく、他のメーカーのRAIDストレージシステムでも発生しているようです。

　これに対しOWCは現地時間2023年07月25日、Appleが07月24日にリリースした「macOS 13.5 Ventura Build 22G74」に、この問題を修正する変更が含まれていたことを確認したそうなので、Mac Studio/Mac Pro (2023)でこの問題に遭われていた方はmacOSをアップデートしてみてください。

As of 7/25/2023, we can confirm that the official release of macOS 13.5 contains the fix for this issue and recommend updating to the latest version of macOS 13.5 to avoid issues with NVMe storage on M2 Mac Studio and Mac Pro.

NVMe Storage Issue with the new Mac Studio and Mac Pro with M2 Chips – OWC Blog