スリープ復帰後にMacに接続されたディスプレイが起動しない問題を修正し、次期DL-7400チップのデバイスをサポートした「DisplayLink Manager v1.8.1」がリリースされています。詳細は以下から。
米Synaptics傘下のDisplayLink社は現地時間2023年03月16日、外部ディスプレイの接続数が+1枚までという制限があるApple M1/M2チップ搭載のMacBookなどで、マルチディスプレイ環境を実現できるDisplayLinkチップ搭載のUSBグラフィックアダプタ用ユーティリティ&ドライバの最新バージョンとなる「DisplayLink Manager v1.8.1」をリリースしています。
Synaptics is pleased to announce the new 1.8.1 release is available on our website. This release is for macOS 11 Big Sur, macOS 12 Monterey, and macOS 13 Ventura
メーリングリストより
前バージョンのDisplayLink Manager v1.8.0ではmacOS 13 Venturaのサポートおよび、Apple M1/M2Macで3008×1692や2560×1440解像度のHiDPIモードがサポートされましたが、v1.8.1ではMacがスリープから復帰した後にディスプレイが起動しない問題が修正されたほか、
DisplayLinkが今年01月のCES 2023で発表した、WindowsやmacOS、ChromeOS、Linuxで最大4台の4K@144Hzまたは8K60Hz HDR 10ディスプレイ出力と2.5GbE接続を可能にするユニバーサルグラフィックチップセット「DisplayLink DL-7400」のファームウェアをサポートしているそうなので、
AnkerやBelkin、Plugableなどのサードパーティメーカーが発売するDisplayLinkチップ搭載のドッキングステーションをお持ちの方はアップデートしてみてください。
DisplayLink Manager v1.8.1
- Added FW support for upcoming DL-7400
- Fixed displays not waking up after resuming from sleep VIFR-1889 VIFR-2307
- Fixed unreadable survey button
- DisplayLink macOS Software for Downloads Section – Synaptics
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