OTOYがApple M1/M2チップを搭載したiPad Proをサポートした3Dレンダラー「Octane X for iPad」をリリースしています。詳細は以下から。
米カリフォルニア州のOTOY, Inc.は現地時間2022年12月27日、Apple M1/M2チップを搭載したiPad ProをサポートしたGPUベースの3Dレンダラー「Octane X for iPad」をApp Storeでリリースしたと発表しています。
Octane X, the world’s first and fastest unbiased, spectrally-correct GPU production renderer, is now available for the first time on iPad Pro (M1 and M2 models only) – empowering artist workflows across visual effects, motion graphics, gaming, design, concept art and architectural visualization
Octane X for iPad – App Store
Octane X for iPadは「DaVinci Resolve for iPad」と同じく、今年10月にAppleが発売したApple M2チップ搭載のiPad Pro用アプリとして発表され、
その際には、Apple M2の10コアGPUはM1チップと比較して最大35%高速なGPUパフォーマンスを提供し、Octane Xで映画レベルの3Dレンダリングが可能だと説明されていました
Octane X for iPadはDaVinci Resolve for iPadと同じく、Apple Pencilはもちろん、外付けキーボードやトラックパッド、外部モニター、Bluetoothマウス、ステージマネージャーをサポートし、
作成したシーンはCinema4DやMaya、Houdini、Blender、Unity3D、Unreal Engineなど20以上の主要な3Dツールに書き出すことが可能で、iPadに最適されたワークスペースに加え、昨年リリースされた「Octane X for Mac」と同じデスクトップワークスペースを利用することもできます。
Octane X for iPadのシステム要件はiPadOS 16以上を搭載したApple M1/M2搭載のiPad Proとなっていますが、リリースノートではApple M1チップを搭載したiPad Airもサポートしていると記載されているので、対応デバイスをお持ちの方はチェックしてみてください。
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