マウスを利用せずキーボードのみでMacを操作するためのユーティリティ「Shortcat」が開発を再開したそうです。詳細は以下から。
ShortcatはオーストラリアのJack Chenさんが2012年頃から開発しているユーティリティで、Macのアクセシビリティ機能を利用してVim MotionやVimacのように、マウスを利用せずキーボードだけでMacを操作できるようにしてくれる機能がありますが、このShortcatが2022年06月から開発を再開したそうです。
Keep your hands on the keyboard and boost your productivity! Shortcat is a keyboard tool for Mac OS X that lets you “click” buttons and control your apps with a few keystrokes. Think of it as Spotlight for the user interface.
Shortcat: Universal command palette for your Mac – Shortcat
Shortcatは2020年にAppleの公証を受けたバージョンが公開されたものの、開発は2018年にリリースされたv0.7.xで止まっていましたが、2022年06月からSwiftを利用して開発が再開されたそうで、
現地時間2022年08月03日にリリースされた「Shortcat v0.10.0」では、:キーで絵文字検索が可能になり、Shortcatの検索ウィンドウにアプリのショートカットキーが表示されるようになったので、ショートカットキー検索ツールとしても利用できます。
また、07月にリリースされたv0.9.xアップデートではVisual Studio CodeやHome Assistant, Signal, 1Password 8などのElectronアプリとChromeやFirefoxなどSafari以外のブラザも実験的にサポートされています。
Shortcat v0.10.0のシステム要件はmacOS 11 Big Sur以上のIntel/Apple Silicon Macで、Universal 2 Binary化されており、現在はBeta扱いのようでライセンス無しで全ての機能が試せるので、興味のある方は試してみてください。
brew install shortcat
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