AppleがmacOS 12 MontereyでサポートしたAdaptive-Syncにより対応ディスプレイで可変リフレッシュレートを設定できるMacのリストを公開しています。詳細は以下から。
Appleが日本時間2021年10月26日にリリースした「macOS 12 Monterey」では、より良いゲーム体験が出来るようVESA標準規格「Adaptive-Sync」がサポートされ、Adaptive-SyncやFreeSync対応ディスプレイなどで可変リフレッシュレート(Variable Refresh Rate)設定が可能になりましたが、
Appleは現地時間2021年11月09日、Adaptive-Sync/FreeSync対応ディスプレイで可変リフレッシュレートを設定できるグラフィックス性能を搭載したMacのリストを公開しています。
Some Mac models support Adaptive Sync, a display technology that enables a variable refresh rate that adapts to the frame rate of your content.
Use an Adaptive Sync external display with your Mac – Apple Support
Adaptive-Sync対応のMac
Appleによると、Adaptive-Sync対応ディスプレイで可変リフレッシュレートを利用できるのは、全てのApple Silicon Macと第11世代Intel Iris Plus GraphicsによりiGPUでAdaptive-SyncをサポートしたIce Lakeプロセッサ搭載の「MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 ports)」と「MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)」、AMD Radeon Pro 5x00M dGPUを搭載した「MacBook Pro (16-inch, 2019)」、
デスクトップMacではRadeon Pro 5×00 dGPU搭載の「iMac (Retina 5K, 27-inch, 2020)」とW5500X, W5700X, W6800X, W6900X, W6800X Duo グラフィックMPXモジュールを搭載した「Mac Pro (2019)」となっています。
Adaptive Sync対応のIntel Mac
- MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 ports)
- MacBook Pro (16-inch, 2019)
- MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)
- iMac (Retina 5K, 27-inch, 2020)
- Mac Pro (2019) when used with any of these Radeon Pro MPX modules: W5500X, W5700X, W6800X, W6900X, or W6800X Duo
また、Adaptive-Sync対応ディスプレイでベストパフォーマンスを得るためには接続にHDMIケーブルやアダプタの利用は避け、MacのThunderbolt 3ポートからThunderbolt, USB-C DisplayPort対応ケーブルで直接ディスプレイと接続し、ディスプレイ側のAdaptive Sync/FreeSync設定がONになっている必要があり、
すべての条件を満たせば、システム環境設定アプリの[ディスプレイ]で外部ディスプレイのリフレッシュレートが「可変 (xx~xxヘルツ)」と表示されるそうです。
Appleは可変リフレッシュレートに設定して通常使用時にディスプレがちらつく場合は可変リフレッシュレートをOFF(固定リフレッシュレート)にして欲しいとコメントしているので、対応するMacやディスプレイをお持ちの方は試してみてください。
- Use an Adaptive Sync external display with your Mac – Apple Support
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