Appleが日本時間2021年10月19日午前2時からスペシャルイベント「Unleashed.」をオンラインで開催すると発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年09月07日、同社のイベントページを更新し米太平洋標準時10月18日の午前10時(日本時間10月19日の午前02時)よりスペシャルイベント「Unleashed. (パワー全開。)」を開催すると発表しています。
Watch the special Apple Event.
October 18, 2021, at 10 a.m. PDT.
Set a reminder and we’ll send you an update before the show.Apple Events – Apple
10月のスペシャルイベント
今回のスペシャルイベントも前回iPhone 13やiPad mini (第6世代)が発表されたスペシャルイベント「California streaming.」同様にカリフォルニアのApple Parkからのブロードキャスト(オンライン)で開催されるそうで、
Appleは09月のスペシャルイベントでiPhoneとiPad、Apple Watchを発表したため、今回のスペシャルイベントでは新しいMacが発表されると思われ、現在Appleは2020年後半から2年計画でMacのメインプロセッサをIntelからApple Siliconへ移行中で、
既にMacBook Air/Pro (13インチ)やMac mini, iMacのエントリーモデルがApple Silicon M1チップへ移行済ということを考えると、今回のスペシャルイベントではプロユーザー向けと位置づけられているMacBook Pro (16インチ)やiMac 5Kに代わるハイエンドモデルのApple Silicon Macが披露されるのではないかと予想されており、
米BloombergのGurmanさんは、新しいApple Silicon Macは最低でも10コアCPU/16コアGPUを搭載し、Mac Proクラスになると最大40コアCPU/128コアGPUモデルが選択できる様になるとコメントしているので、それらが発売されればIntel Macは完全に姿を消すことになると思われます。
2021年後半以降に発表されると思われMac
- デザインが刷新されるMacBook Pro
- 全く新しいMacBook Proは14-inch(J314)と16-inch(J316)モデルの2種類。
- 搭載されるApple SiliconはコードネームJade C-ChopとC-Dieの2種類で、CPUは8つの高性能コアと2つの高効率コアの合計10コアで同じですが、Neural Engine が改善され、GPUは16 or 32コアから選択。
- Apple M1チップのメモリは最大16GBですが、新しいチップは64GBメモリまで選択可能。
- 筺体も再設計され、MagSafe充電ポートと外部ストレージやデバイスをより多く接続するために現在のMBPの2ポートより多いThunderboltポートを搭載。
- 廃止したことで多くの写真家や映像関係者から批判されていた旧MacBook Proに搭載されていたHDMI、SDカードリーダーが復活する。
- 新しいApple Silicon MacBook Pro発売後は、現在も並行して販売されているハイエンドIntel MacBook Proの販売が終了し、その後 Apple Silicon MacBook AirのアップデートやローエンドのMacBook Proを投入。
- ハイエンドのMac mini
- 現在販売されているMac mini (M1, 2020)とは別にコードネームJ374と呼ばれているハイエンドのMac miniを開発中。
- 新しいMacBook Proと同じ10コアCPU/16 or 32コアGPUのApple Siliconを搭載。
- 4つの外部接続ポートを搭載(Thunderbolt/USB4やUSB-Aのポート数は不明)。
- ハイエンドのMac miniの発売にあたり、現在のMac mini (M1, 2020)がローエンドモデルになる。
- AppleがMac mini (2018)までMac miniをアップデートしなかったように、ハイエンドのMac miniは延期/キャンセルされる可能性があるが、最終的にはIntel Mac miniと完全に置き換わる。
- より大きなiMac
- AppleはiMac (24-inch, M1, 2021)より大きな(27インチ?)ディスプレイを搭載したiMacを開発中。
- ただし、現在はiMac (24-inch, M1, 2021)の販売に集中しており、開発が一時停止されている可能性がある。
- Mac Pro
- 搭載されるApple SiliconはコードネームJade 2C-Dieと4C-Dieの2種類で、CPUは16 or 32個の高性能コアと4 or 8個の高効率コアを持つ合計20 or 40コア。
- Jade 2C-/4C-DieのGPUは64コアで、128コアモデルがオプションで用意される。
- 演算性能は28-Core Xeonを搭載したMac Pro (2019)を上回り、上位モデルのグラフィックスはAMD製GPUに置き換わる性能。
また、スペシャルイベントはAppleの公式サイトのほか、AppleのYouTubeチャンネルでもライブ配信されることが発表されているので、Appleデバイスではない様々なプラットフォームでスペシャルイベントを視聴可能で、Googleアカウントをお持ちの方はリマインダーに登録することも可能です。
おまけ
ちなみに、スペシャルイベントのメインビジュアルはMac OS X 10.5 Leopard時代の懐かしいWelcome Screenにも似ているようです。
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