AppleがiPhone 6s以降のiPhoneやiPad Air 2/mini 4以降のiPadに対し複数の脆弱性を修正した「iOS/iPadOS 15.7.3」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年01月23日、iPhone 8以降のiPhoneやiPod Touch (第7世代)、iPad(第5世代)、iPad Air (第3世代)、iPad mini (第5世代)、全てのiPad Proに対し「iOS/iPadOS 16.3」をリリースしましたが、同時にiOS 16をサポートしていないデバイスに対し「iOS/iPadOS 15.7.2 Build 19H307」をリリースしています。
このアップデートには重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されます。
リリースノートより
Appleが公開したセキュリティコンテンツによると、iOS/iPadOS 15.7.3ではCVEベースで5件の脆弱性が修正されており、カーネル権限で任意のコードが実行される可能性のある脆弱性やアプリが連絡先にアクセスできてしまう脆弱性などが含まれています。
おまけ
なお、今回のアップデートから、iOS/iPad 16をサポートしているデバイスには、iOS/iPadOS 15.7.3は配信されず、iOS/iPadOS 16.3へのアップデートのみが表示されるようになっているようです。
- About the security content of iOS 15.7.3 and iPadOS 15.7.3 – Apple Support
コメント