macOSのシステム全体のオーディオソースに適用可能なオーディオ・イコライザー「eqMac v1.0.0」がリリースされています。詳細は以下から。
eqMacシリーズはイギリスBitgappのRoman Kisilさんが2015年頃からオープンソースで開発しているオーディオ・イコライザーツールで、macOSシステム全体のオーディオソースにイコライザーをかけることが可能なため人気を集めていますが、このアプリの最新バージョンとなる「eqMac v1.0.0」がリリースされています。
v1.0.0 – Biggest Update yet
- Expert EQ with Unlimited Bands + Bandwidth + Precise Controls
- Spectrum Analyzer (as part of the Expert EQ)
- AutoEQ Integration (part of Expert EQ)
- Enable/Disable Volume Boost
リリースノートより抜粋
eqMac v1.0.0は昨年からBeta版が公開され開発が進められていたeqMacメジャーアップデートのリリース版で、全てのアプリから出力されるサウンドにベーシックなイコライザー、Volume Booster&Balance、AutoEQを適用することが可能で、BeatsやSony、Anker(Soundcore)など多数のオーディオデバイス用のプリセットも用意されています。
eqMacはGPL 3.0で開発されていますが、Kisilさんは今後もeqMacを開発していく上で、イコライザーの書き出しやAutoEQなど一部の機能をPro機能として月額3ドルのサブスクリプションで提供していくと発表ていますが、5分間は全ての機能を利用できるトライアルモードも実装されています。
また、eqMac v1.0.0はIntelとApple SiliconをネイティブサポートしたUniversal 2 BinaryでAppleの公証も取得されていますが、インストール時にはオーディオ・ドライバのインストールが必要なため、管理者権限とシステムの再起動が必要となるので注意してください。
/Library/Audio/Plug-Ins/HAL/eqMac.driver
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