macOS 12 MontereyのFaceTimeアプリでは機械学習を利用し周囲の雑音を除去する「声を分離」モードと、周囲全ての音を届ける「ワイドスペクトル」モードが利用可能になりました。詳細は以下から。
Appleは2021年06月に開催したWWDC21の中で、コロナ禍において重要になりつつあるビデオ通話のために、同社のビデオ通話アプリ「FaceTime」をアップデートし、新たに機械学習を利用しマイクで拾ってしまった他人の音声やペットの鳴き声、掃除機の音などを除去して相手に伝える「声を分離」モードと、
リモート会議やレッスンなどで周囲の音も届けたい場合にマイクに入る全ての音を拾ってくれる「ワイドスペクトラム」モードを導入すると発表しました。
声を分離とワイドスペクトラムモードを使う方法
macOS 12 MontereyのFaceTimeアプリでは声の分離とワイドスペクトラム・モードが利用可能になっていますが、この機能はFaceTimeアプリやメニューバーに表示されるFaceTimeアイコンではなく、
macOS 11 Big Surで導入された「コントロールセンター」から選択できるようになっており、FaceTimeアプリで音声通話を開始するとコントロールセンターの横にマイク使用を知らせるインジケーターが表示され、新た表示される[マイクモード]から声を分離とワイドスペクトラムモードを選択できるようになっています。
また、同じくmacOS 12 MontereyではFaceTimeのポートレートモード表示が可能になっており、背景をぼかしてユーザーに焦点を当ててくれるので、macOS 12 Monterey/iOS 15へアップグレードされた方は試してみてください。
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