Apple、しばらくアップデートされておらず近く証明書が有効期限切れになりそうなiOSアプリをアップデート。

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 Appleがしばらくアップデートされておらず近く署名用証明書が期限切れになりそうなiOSアプリをアップデートしています。詳細は以下から。

Appleのコード署名のアイコン

 Appleはここ数週の間、数年間アップデートされておらず近く署名用証明書の有効期限が切れそうなアプリをApple側で更新する作業“This app has been updated by Apple (このアプリはAppleにより更新されました。)”を再び行っているようです。

Appleの署名用証明書

This app has been updated by Apple to use the latest Apple signing certificate.(このAppは最新のAppleの署名用証明書を使用するようAppleにより更新されました。)

リリースノートより

 この作業はAppleが発行しアプリに同梱されている証明書の期限切れが近づくと定期的に行われているもので、2017年以前は開発者証明書の期限切れによりAdobeのインストーラーが実行できなくなったり、1PasswordやPDFpen、Solverといったアプリが起動できなくなる問題が発生していました。

 今回Apple側からアップデートが配信された2015年からアップデートされていないアプリ「Skitch for iOS」を確認してみたところ、証明書の有効期限が約4ヶ月後の2021年08月14日(JST)となっていたため、ここ数日の間にApple側からアップデートが配信されたアプリは、この日までにアップデートしなければ利用できなくなる可能性があるので、ユーザーの方は注意してください。

Apple iPhone OS Application Signing Expire

このアップデートはAppleによるアップデートのため、アプリに新機能が導入されたり、不具合が修正されることはありません。
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追記

 AppleはレガシーなApp Storeのコードサイニング証明書が使われているアプリの開発者に対し、Apple側から最新の証明書を同梱したアップデートを配布していることを伝えているそうで、それによると、古い証明書はiOS 14.5では無効になり、古い証明書のままのアプリはiOS 14.5で起動できなくなるそうです。

We noticed that your app, Hogehoge, hasn’t been updated since 2018 and continues to use a legacy App Store code signing certificate. As a result, your app needs to be re-signed with our latest code signing certificate, which will be required for apps to launch in upcoming release of iOS 14.5 and iPadOS 14.5.
We plan to update your app on the App Store soon with the latest code signature and your product page’s What’s New text with “This app has been updated by Apple to use the latest Apple signing certificate.”.