macOS 11.2 Big Surでも保存ダイアログのサイドバーのサイズが記録されない/マウスカーソルが消える不具合が確認される。

macOS 11 Big Surでサイドバーサイズが記録されない/マウスカーソルが消えるバグの対策を行ったDefault Folder X macOS 11 Big Sur
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 macOS 11.2 Big Surでも保存ダイアログのサイドバーのサイズが記録されない/マウスカーソルが消える不具合が確認されているそうです。詳細は以下から。

macOS 11 Big Surのロゴ

 Appleが2020年11月にリリースした「macOS 11 Big Sur」では、ファイルを新規作成や保存時に表示される開く/保存ダイアログのサイズがリセットされてしまうバグがあったものの、この不具合は2021年02月01日にリリースされたmacOS 11.2アップデートで修正されたようですが、

macOS 11.1 Big Surでサイズを記録しなくなったダイアログ

この不具合をBig Surリリース初期からAppleに報告していた米St. Clair SoftwareのJon Gotowさんによると、最新のmacOS 11.2/11.2.1(追加アップデート)でもアプリケーションの新規作成/保存ダイアログのサイドバーのサイズが記録されず最小サイズで表示されるといった不具合や、特定のエリアにマウスカーソルを移動/ホバーするとマウスカーソルが消えてしまう不具合が確認されているそうです。

 この問題に対しJon Gotowさんは、自身が開発しているFinder拡張ユーティリティ「Default Folder X」の最新バージョンとなるv5.5.6に、サイズを記録しないサイドバーの幅を復元/維持する機能とマウスカーソルが消える問題に対する回避策を追加したそうなので、この問題に合われている方はトライアル版を試してみてください。

macOS 11 Big Surでサイドバーサイズが記録されない/マウスカーソルが消えるバグの対策を行ったDefault Folder X

Default Folder X Version 5.5.6

  • Default Folder XはSetappで利用可能なHoudahSpotでの検索をサポートします。
  • Big Sur 11.2のバグを回避して、ファイルダイアログのサイドバーの幅が維持されるようになりました。
  • フォルダセットを切り替えている間にOptionキーを押したままにすると、そのセットからのすべてのお気に入りがFinderで開くようになりました。
  • そのファイルを含むフォルダが既に表示されているファイルダイアログの最近のファイルメニューからファイルを選択すると、デフォルトフォルダ X はそのファイルを選択しますがそのファイルを開きませんでした。このバグを修正してメニューからファイルを選択したときにファイルが正しく開かれるようになりました。また、HoudahSpotからDefault Folder Xに検索結果を送信する際に発生していた同様のバグも修正されました。
  • Big Surでカーソルが消える問題の回避策を追加しました。
  • 環境設定ウィンドウにあった些細なユーザーインターフェースの問題を修正しました。

おまけ

 ちなみに、macOS 11.2(.1) Big Surではダイアログ表示時にツールバーのドラッグエリアが極端に狭くなっている不具合や、サイドバーをリサイズするとサムネイルやコンテンツリストが表示されなくなる不具合も確認されています。

macOS 11.2 Big Surのサイドバーバグ

コメント

  1. […] リンク:https://applech2.com/archives/20210214-macos-big-sur-sidebar-and-mouse-cursor-bug.html […]

  2. 匿名 より:

    Launchpadのフォルダの中身ぶち撒けるバグもCatalinaから引き継いでる

    Safariの検索バーが入力受け付けなくなったり(通知センターかLaunchpad呼び出すと治る)
    予測変換ウィンドウが左下に出っ放しになったり(予測変換自体を切るか日本語入力プロセスを落として対処)
    しばらくこういうバグ潰して欲しいわ

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