Mac App Storeで公開されているアプリをターミナルから購入/インストールできるコマンドラインツール「mas」がApple Siliconに対応しています。詳細は以下から。
mas(mas-cli)コマンドは元IBMのエンジニアだったAndrew Naylorさんが2015年に公開したコマンドラインツールで、Mac App Storeで公開されているアプリの検索や購入/インストール(再ダウンロード)/アンインストールをターミナルから行うことができ、AndrewさんがAppleに入社してからはBen Chatelainさんがメンテナンスを行っていますが、このmasコマンドが現地時間2021年02月13日に公開された「mas v1.8.0」アップデートでApple Siliconに対応しています。
✨ Support for Apple Silicon (arm64) #310 thanks, @chris-araman!
リリースノートより抜粋
mas v1.8.0ではApple Silicon Macの場合、PREFIXが”/opt/homebrew”になっており、Apple Siliconに対応したHomebrew 3.0.0以降ではデフォルトで/opt/homebrewのインストールされたmas(arm64)が利用できるようになっているので、今後IntelからApple M1 MacへTime Machineを使わずにクリーンインストール状態から移行しようと計画されている方はMac App Storeアプリのインストールを自動化してみてください。
リリースノート
- ✨ Support for Apple Silicon (arm64) #310 thanks, @chris-araman!
- ⚒️ Xcode 12.2 and macOS 10.15.4 required to build
- 🕊 Swift 5.2 #310
- ⚒️ Xcode 11.4 and macOS 10.15.2 required to build
- 🐛 Specify desired LD_RUNPATH_SEARCH_PATHS at link-time #310
- 🐛 Default PREFIX to /opt/homebrew on Apple Silicon (arm64)
- ⬆️ Commandant (0.18.0) #310
- ⬆️ Nimble (9.0.0) #310
- ⬆️ Quick (3.1.0) #310
- 🎨 Improve mas list command output #278 thanks, @danielbayley!
- 🐛 Fix alignment of 2nd column of list command output #298
- ✨ Makefile #277
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