AppleがmacOS 10.15 Catalina向け「セキュリティアップデート2021-001」のpkg版アップデートを公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年02月01日、macOS 11 Big Sur向けに複数の不具合を修正した「macOS 11.2 Big Sur Build 20D64」アップデートをリリースしましたが、同時にセキュリティアップデートが継続されているmacOS 10.14 MojaveおよびmacOS 10.15 Catalina向け公開された「セキュリティアップデート2021-001」のCatalina向けパッケージ(pkg)版アップデートが02月05日に公開されています。
セキュリティアップデート2021-001をすべてのユーザに推奨します。このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。
リリースノートより
pkg版アップデーターのサイズは約1.35GBで、Appleのセキュリティコンテンツによると、macOS Catalina向けのセキュリティアップデート2021-001ではCVEベースで45件の脆弱性が修正されているので、ネットワーク環境がない場所や複数のMacを管理されている方はチェックしてみてください。
なお、AppleはmacOS 11 Big Sur以降、pkgでの差分/Comboアップデートの提供を止めていますが、Catalinaについてはサポートが終了する2023年までpkgでの提供を続けるようです。(Mojave向けのセキュリティアップデート2021-001については現在のところ公開されていません。)
セキュリティアップデート後のビルドナンバー
Version Build |
macOS 11 Big Sur | macOS 10.15 Catalina |
macOS 10.14 Mojave |
---|---|---|---|
2020年11月12日の アップデート |
macOS 11.0.1 20B29(初期リリース) |
macOS 10.15.7 19H15 |
macOS 10.14.6 18G6032 |
2020年12月14日の アップデート |
macOS 11.1 Big Sur 20C69 |
macOS 10.15.7 19H114 |
macOS 10.14.6 18G7016 |
2021年02月01日の アップデート |
macOS 11.2 Big Sur 20D64 |
macOS 10.15.7 19H512 |
macOS 10.14.6 18G8012 |
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