Apple Siliconに対応したオープンソースの動画プレイヤー「IINA for Mac v1.2」がリリース。

IINA for Mac

2021.02.06

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　Apple Siliconに対応したオープンソースの動画プレイヤー「IINA for Mac v1.2」がリリースされています。詳細は以下から。

　IINAはUnix系の動画プレイヤー「mpv」をベースに、ジョージア工科大学のCollider LIさんらが中心となってMacにポートされたオープンソースの動画プレイヤーで、2020年末にリリースされたIINA v1.1.0ではmacOS 11 Big SurやeGPUの優先使用などに対応していましたが、このIINAが「IINA for Mac v1.2.0」アップデートでApple Siliconに対応しています。

Native Build for Apple Silicon
Now IINA is shipped with a universal binary that run natively on both Intel and M1-based Macs.Sorry for the slow update speed because I don’t have much time to spend on IINA recently.Apart from the universal binary, there is nothing changed from v1.1.2. Therefore, if you are using an Intel-based Mac, you may skip this update safely until we have prepared separate builds for different architectures.

リリースノートより

　IINA for Mac v1.2.0ではIntelとApple M1チップでネイティブ動作するUniversal 2 Binary Buildになった以外はv1.1.2から特に変更はないためIntelベースのMacではアップデートをスキップしても問題なく、FFmpeg/mpvなどのライブラリ依存のためかIntelとApple Siliconで4K動画を再生した時のパフォーマンスもさほど大きくないようなので、今後さらにアップデートされるか、最適化されたApple SiliconのみのBuildが公開されると思われます。