キヤノンITSが一部機能のみに対応した「ESET Cyber Security」のmacOS Big Sur 11.0 暫定対応プログラムの提供を開始しています。詳細は以下から。
Mac用セキュリティソフトウェア「ESET Cyber Security」の国内販売を行っているキヤノンITソリューションズは日本時間2020年11月24日、既にmacOS 11 Big Surへアップグレードしてしまったユーザーに対し、一部機能のみに対応した「ESET Cyber Security /Pro」のmacOS Big Sur 11.0暫定対応プログラムの提供を開始したと発表しています。
既に macOS Big Sur 11.0 にアップグレードされたお客さま
一部機能のみに対応した以下の macOS Big Sur 11.0 暫定対応プログラムを、2020年11月24日より提供開始しました。
- ESET Cyber Security Pro V6.10.333.0
- ESET Cyber Security V6.10.333.0
macOS Big Sur 11.0 への対応について – キヤノンITソリューションズ
ESET Cyber SecurityのmacOS Big Sur 11.0 暫定対応プログラムはファイルの読み込み/書き込み/実行時にファイルを検査するリアルタイムファイルシステム保護機能のみ動作し、Webアクセス保護や電子メール保護などのその他の機能には対応していないそうです。
これは、AppleがmacOS 11 Big SurでSystem Extensions(Network Extension)をデフォルトとし、レガシィなKernel Extensionsによるネットワークドライバを廃止ししたためで、米ESETはデバイスコントロールやWebアクセス、ファイヤーウォールなどの機能をフルサポートしたESET Cyber Securityを提供できるのが2021年の02月頃になると発表しているので、日本でESET Cyber Securityのすべての機能が利用できるようになるのは、それ以降になると思われます。
- macOS Big Sur 11.0 への対応について – キヤノンITソリューションズ
- [NEWS7604] ESET support of macOS Big Sur (11) – ESET
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