AppleがmacOS 11 Big Sur新機能情報をアップデートし、サードパーティサービスのサブスクリプションを共有できる「ファミリー共有」機能を削除し、レタッチツールをサポートするMacを制限しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年11月10日、スペシャルイベント「One More things.」の中でApple Silicon「Apple M1チップ」を搭載した初のMacを発表するとともに、デザインを刷新し、Apple Silicon Macをサポートした次期「macOS 11 Big Sur」のリリース日が現地時間11月12日(木曜日)、日本時間13日(金曜日)であることを発表しましたが、これに合わせて新機能情報をアップデートしています。
削除された新機能
AppleがmacOS 11 Big Surの新機能情報をアップデートするのは2回目で、前回はノートアプリののピンで固定されたメモのリストを折りたたむ/展開する「ピンで固定されたセクションを折りたたむ」機能が削除されましたが、今回はサードパーティサービスのサブスクリプションを家族で共有できる「他社製アプリのサブスクリプションを共有」機能が削除されています。
他社製アプリのサブスクリプションを共有
アプリデベロッパは、アプリ内課金とApp Storeからのサブスクリプションを家族のメンバー間で共有する設定を用意できるので、App Storeでの1回の購入で家族全員が利用できるようになります。macOS Big Sur – 特長 – Apple(日本)
その他、写真アプリでも機械学習を利用して写真からシミやホコリなどを取り除く最新のレタッチツールにシステム要件が追加され、レタッチツールを利用できるのは2016年以降に発売されたMacBook Pro(15インチと16インチモデル)、2014年以降に発売されたiMac(Retina 5Kモデル)、2017年以降に発売されたiMac(Retina 4Kモデル)、iMac Pro(全モデル)、または2013年以降に発売されたMac Proという注釈が追加されているので、
写真アプリの改良されたレタッチツールを使用するには、2016年以降に発売されたMacBook Pro(15インチと16インチモデル)、2014年以降に発売されたiMac(Retina 5Kモデル)、2017年以降に発売されたiMac(Retina 4Kモデル)、iMac Pro(全モデル)、または2013年以降に発売されたMac Proが必要です。
macOS 10.15 CatalinaのiCloud Driveフォルダ共有と同じく、macOS 11 Big Surの新機能は来年のアップデートで徐々に追加されていくと思われます。
- macOS Big Sur – 特長 – Apple(日本)
- applch/New features coming with macOS Big Sur. – Gist
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