iOS 14.2/iPadOS 14.2で導入されたAirPods Proのバッテリー充電を80%で保留し、バッテリーの劣化速度を抑制する「バッテリー充電を最適化」機能をOFFにする方法です。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年11月05日、iOS 14/iPadOS 14対応のiPhoneおよびiPad向けに、動物や食べ物、顔、家庭用品、楽器、性差別のない絵文字など100種類以上の新しい絵文字と8種類の新しい壁紙を追加し、複数のバグを修正した「iOS 14.2/iPadOS 14.2 (18B92)」をリリースしましたが、このiOS 14.2には「AirPodsのバッテリーの最適化機能」が新たに追加されています。
バッテリーの最適化機能はバッテリーの劣化を軽減するために、ユーザーがiPhoneとAirPodsを日頃どのように充電されているかを学習し、そのデータを元にAirPodsが使用される直前までバッテリーの充電率を80%で保留するというもので、iOS 13で導入された「最適化されたバッテリー充電機能」と同じ機能となっていますが、
iOS 13リリース時と同じく、この機能が有効になっていると、バッテリーの充電率が80%で止まった状態でAirPods Proの使用を開始する場合があるため、Appleは以下の方法でこの機能をOFFにできるようにしています。
AirPodsのバッテリー充電の最適化をOFFにする
AirPods (Pro)のバッテリーの最適化機能はデフォルトでONになっており、AirPod Proを接続した状態のiOS 14.2/iPadOS 14.2デバイスで設定アプリから[Bluetooth] → [AirPods Pro] → 情報(i)マークをタップし、
AirPods Proの設定の中にある「バッテリー充電の最適化 ✅」をOFFにすることで、AirPods Proのバッテリー充電を通常に戻すことができます。また、Appleはこの機能を一時的に無効にできるよう、バッテリー充電の最適化をOFFにすると[明日までオフにする]というオプションが表示されるので、旅行や出張でAirPods Proを長時間利用する前日だけこの機能をOFFにすることも可能です。
おまけ
このバッテリーの最適化機能はデフォルトでONになっており、AirPods Proのバッテリーの最適化が有効になると、iPhoneに通知が表示されます。
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