AppleがmacOS 11 Big Surでメッセージとマップアプリをアップデートし、iOSアプリと同じくエフェクトやステッカー、360度を見渡せるLook Around機能が利用可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2019年にリリースしたmacOS 10.15 CatalinaでiPadアプリをMacアプリ化できる「Mac Catalyst」を利用し、NewsやHome、ボイスメモ、株価アプリをiPadOSからmacOSへ移植しましたが、本日リリースされたmacOS 11 Big Surでは、最新のMac Catalystを利用し、メッセージとマップアプリがアップデートされています。
Designed for macOS Big Sur.
When an app built with Mac Catalyst runs on macOS Big Sur, it automatically adopts the new design. The new Maps and Messages apps were built with the latest version of Mac Catalyst.Mac Catalyst – Bring Your iPad App to Mac – Apple Developer
メッセージとマップアプリ
メッセージアプリ
Appleは2018年にリリースした「iOS 12」でメッセージアプリをアップデートし、iPhone/iPadのメッセージではミー文字やアニ文字、エフェクトが利用できるようになっていましたが、Macでも本日リリースされたmacOS 11 Big Surでようやくそれらの機能が利用できるようになりました。
[twenty20 img1=”105753″ img2=”105754″ offset=”0.5″ before=”macOS 10.15 Catalinaのメッセージアプリ” after=”macOS 11 Big Surのメッセージアプリ”]
新しいメッセージアプリではよく使うチャットを固定する「ピン」機能やCommand + Fでのメッセージの横断検索、メッセージに風船や紙吹雪を付けられる「メッセージエフェクト」やアニメーションGIFを挿入できる「#イメージ」、ミー文字のステッカーに加え、
グループと写真を共有できる「グループ写真」、グループチャット内で特定のメッセージに返信できる「インライン返信」、グループチャット内の特定の相手にメッセージを送れる「@名前の言及」などリモートワークを行う上で便利な機能が実装されています。
マップアプリ
マップアプリもmacOS 10.15 Catalinaまでのマップ v2.xからmacOS 11 Big Surではv3.0へメジャーアップデートされ、Full-Heightのサイドバーによく使う項目や最近検索した場所、マイガイドが表示されます。
[twenty20 img1=”105762″ img2=”105761″ offset=”0.5″ before=”macOS 10.15 Catalinaのマップアプリ” after=”macOS 11 Big Surのマップアプリ”]
また、マップアプリ v3.0はiOSアプリでもおなじみの3D表示で周辺を見渡したり移動することができる「Look Around」もサポートしており、現在は東京や大阪、名古屋のほかアメリカの都市部で利用できます。
Look Around可能な地域
- ボストン(マサチューセッツ州)
- シカゴ(イリノイ州)
- ヒューストン(テキサス州)
- ラスベガス(ネバダ州)
- ロサンゼルス(カリフォルニア州)
- 名古屋(日本)
- ニューヨーク(ニューヨーク州)
- オアフ島(ハワイ州)
- 大阪(日本)
- フィラデルフィア(ペンシルベニア州)
- サンフランシスコベイエリア(カリフォルニア州)
- シアトル(ワシントン州)
- 東京(日本)
- ワシントンD.C.
この他、マップアプリ v3.0では欧米のショッピングセンター内や空港のフロア地図、スピード違反を取り締まるカメラや赤信号監視カメラの警告機能などiOS/iPadOS 14のマップアプリと同じ機能が利用できるようになっているので、興味のある方はチェックしてみてください。
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