iOS 14のiPhoneでWeb版YouTubeのピクチャ・イン・ピクチャ機能が再び利用可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2020年09月にリリースした「iOS 14」で、iPhoneにもHTML5動画やFaceTime通話をフローティング・ウィンドウにしてディスプレイ最前面に表示し、他の作業を行いながら動画の視聴やビデオ通話ができる「ピクチャ・イン・ピクチャ (PinP)」機能をサポートしましたが、その後、このPinP機能がYouTubeのWebサイトで利用できなくなる現象が続いていました。
ピクチャー イン ピクチャーをご利用いただけるのは以下のユーザーです。
- Android モバイル デバイスをご利用の、全世界の YouTube Premium メンバー
- 米国の Android ユーザー(Android Oreo 以降を搭載し、広告を表示可能な PIP 再生に対応していること)
特定のデバイスでピクチャー イン ピクチャーを使用する – Android – YouTube ヘルプ
この現象がYouTubeのPremiumメンバーにはなかったことから、GoogleがiPhoneでYouTubeをPinPで表示する機能をAndroidのモバイルアプリ同様、YouTube Premiumの機能として提供するのではないかと噂されていましたが、MacRumrosが現地時間の10月02日に確認したところ、Web版のYouTubeで再びPinP機能が利用できるようになったそうです
左がiOS 14.0のSafariで2020年09月19日に検証した結果(PinPが強制的に解除される)、右がiOS 14.0.1のSafariで10月03日に検証した結果。
Web版YouTube(youtube.com)でPinPを利用するには、フルスクリーンにした状態で左上に表示されるPinPボタンを押すだけなので、iPhoneをiOS 14へアップグレードした方は試してみてください。
- 特定のデバイスでピクチャー イン ピクチャーを使用する – Android – YouTube ヘルプ
- YouTube Restores iOS 14 Picture in Picture Capability on Mobile Website – MacRumors
コメント
恒例のChromeユーザー以外に対する嫌がらせかなとか思っていました。