OWC、iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)の分解レポートを公開。SSDはオンボードなものの一定容量のストレージオプション用と思われるコネクタが存在。

iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)の分解 iMac
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 OWCがiMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)の分解レポートを公開しています。詳細は以下から。

iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)

 アメリカのサードパーティメーカーOWCは現地時間2020年08月07日、Appleが新たに発売を開始した「iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)」 (以下、iMac (2020))の開封/分解レポートをYouTubeで公開しています。

新しいストレージ

 OWCが今回購入したのは以下、iMac (2020)の上位モデルで、構成は標準ガラスにCPUは3.8GHz 8コア第10世代Intel Core i7プロセッサ、8GB 2,666MHz DDR4メモリ、Radeon Pro 5500 XT(8GB GDDR6メ‍モ‍リ搭載)、512GB SSDストレージ、ギガビットEthernetというオプション無しのいわゆる「吊るし」となっており、

iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)の上位モデル

筐体については前モデルからデザインの刷新はなかったため、1080p FaceTime HDカメラやTrue Tone用の環境光センサーの配線などを除いてはほぼ同じで、ロジックボードもCPUやGPU、メモリの配置はほぼ同じだったそうですが、

iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)の分解

iMac (2020)ではApple T2の採用により、SSDがオンボード化(以下の画像の中心)されておりユーザーがアップグレードすることは不可能となっているそうですが、

iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)

On the other side and here’s the SSD it’s integrated to the board so you’re not going to be able to swap that and it’s a big change this year.

YouTubeより

面白いことに、これまで取外し可能なSSDが搭載されていたI/Oポートの上(画像右上)のスペースには現在もコネクタを追加できるようになっているそうです。

iMac (Retina 5K, 27インチ, 2020)のSSD拡張ポート

512GBモデルにはコネクタ自体は搭載されていません。

 その他、第10世代Intel Core (Comet Lake) プロセッサは取り外し可能ですが、位置はメモリコンパートメントドアのさらに下にあるため、ユーザーがアクセスするにはロジックボード自体を取り出さないといけないため、CPUやSSDをユーザーがアップグレードするのはかなり難しいと思われます。

おまけ

 仮に、SSD用のコネクタが付いたモデルを購入できてもSSDはMac Pro (2019)同様に独自コネクタで、フォーマット&OSのインストールにはApple Configurator2を利用してApple T2と紐付けする必要があります。

Apple Configurator 2を使ってMacをセットアップ

コメント

  1. 匿名 より:

    メモリは?

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