macOS Big Sur beta 3はソフトウェア・アップデートパネルに差分ではなく12GBを超えるフル・インストールイメージが表示されるので注意してください。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年07月22日、開発者向けにWWDC20で発表した次期macOSとなる「macOS Big Sur 11 beta 3 Build 20A5323l」などを公開しましたが、Appleのアップデート情報によると、このBeta 3のアップデートはシステム環境設定の[ソフトウェア・アップデート]パネルに差分ではなくフル・インストールイメージが表示されてしまうそうです。
Users on macOS Big Sur 10.16 beta 1 or 2 will see the full install image for macOS Big Sur 11 beta 3 in the Software Update panel, rather than a smaller incremental update image. To download the incremental update image, click “More Info…” in the Software Update panel. Either image can be used to install beta 3
Releases – Apple Developer
macOSのアップデーターはmacOS 10.15.6 Catalinaでも4~6GB程度ですが、macOS 11 Big SurはApple Silicon搭載のMacをサポートしているため、フル・インストールイメージが12GBを超えています。
Appleはこの問題に対し、ソフトウェア・アップデートパネルの[詳しい情報…(More Info…)]から差分イメージをダウンロードできるようにしており、どちらのイメージを利用してもBeta 3へアップデートできるそうなので、Betaユーザーの方はチェックしてみてください。
- Releases – Apple Developer
コメント
記事で、macOS Big Surの記述に「macOS 11.0」と「macOS 10.16」という2種類の記述がありますが、実際にアップデート、インストールしてみると、
1)Catalina betaからのアップデートでは、2番目のアップデートは出ません。しかし、アップデートアプリのファイルは、4GBとなりました。
2)7月8日のBig surのBeta2からBeta3げアップデートしようとすると、この記事のように2つが出現しますが、いずれの方法でも4GBのアップデートアプリのファイルになります。しかし、Beta2から3へのアップデートはなぜかうまくいかなかったです。
大きい12GBのアップデートは、ARM対応分が含まれていると思われるが、開発者以外の一般ユーザーはインテルMacですから、12GBがアップデートアプリとしてダウンロードされることはないと思うのですが。Macユーザーの皆様の状況は?
自分もBig sur Beta2からアップしようとしたら、差分アップデータで失敗。DLが終わり準備中(起動データ構築中?)のまま2時間を経てエラーで失敗と出ました。
とにかく光回線なのにDLがとてつもなく遅いです。
このBeta3はスキップして次回のBeta4を使用した方がいいかもです。
申し訳ありません。上記の報告は、私の勘違いであり、12GBのファイルがDLされていました。訂正いたします。