ValveがmacOS 11 Big Surでゲームがインストール&起動できなくなる不具合を修正した「Steam Client for Mac」のBeta版を公開しています。詳細は以下から。
PCゲームのオンライン販売サービスSteamを運営するValve Corporationは現地時間2020年07月06日、SteamのMac用クライアント「Steam Client for Mac」のBeta版をアップデートし、macOS 11 Big Sur Betaで発生していたゲームがインストールまたは起動できなくなる不具合を修正したようです。
macOS
- Fix OS detection when running on macOS 11 beta. Steam will currently treat it as macOS 10.15.
Steam コミュニティ – Steam Client Beta
この問題はBig SurがApple Siliconを搭載したMacではmacOS 11(.0)と認識されるのに対し、Intel Macに提供されているBeta版は現在もmacOS 10(.16)としていることから発生していたようで、Steam Client Beta for Macでは現在のところBig SurをmacOS 10.15として扱うことで、この問題を回避しており、Beta版はSteam Clientの設定 → [アカウント] → [ベータへの参加]で入手できます。
Steam Client for Macは2018年のアップデートで64-bit化されたことに加え、AppleはUnityと協力してゲームエンジンUnityをIntelとApple Siliconの両方に対応させると発表しているので、iOS/iPadOSプラットフォームへ提供されているゲームタイトルがApple Silicon搭載のMacへ移植されれば、Macでプレイできるゲームタイトルの数も増えそうです。
- Steam コミュニティ – Steam Client Beta
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