AgileBitsが1Passwordサービスと連携できるブラウザ拡張機能「1Password X」のSafari版を次期Safari v14向けに開発しているそうです。詳細は以下から。
カナダのAgileBitsは現在、ネイティブ・クライアントをリリースしていないLinuxやChrome OSなどのプラットフォームでもブラウザを介して1Password.comサービス内の情報を管理できるブラウザ拡張「1Password X」をリリースしていますが、この1Password XのSafari版が開発されているそうです。
Ever since we released 1Password X, we’ve been asked one question time and again: When is it coming to Safari? Thanks to the introduction of Safari Web Extensions at WWDC20, we were able to get 1Password X mostly running in Safari in a few short hours. We’re not making any promises yet, but the future for 1Password X in Safari is looking bright.
WWDC20: Live from our living rooms – 1Password
1Password XはRust/WebAssemblyを利用して開発されており、ネイティブアプリとヘルパー(常駐アプリ)を利用せずにパスワードや住所などの入力フィールドに情報を自動入力できますが、AgileBitsはSafari v14でサポートされるChromeやFirefox、EdgeのWebExtension APIを利用した機能拡張をSafari向けに変換できる「Safari Web Extensions」を利用してSafari機能拡張へ移植するそうで、約束はできないものの、数時間で以下のところまで開発できたとコメントしています。
また、AgileBitsはiOS 14/iPadOS 14でサポートされたウィジェットにパスワード流出問題などがあったサイトや脆弱なパスワードを確認できる「Watchtower」機能を提供する予定であると発表しています。
- WWDC20: Live from our living rooms – 1Password
コメント
WebExtensionsには期待してる。
他にも沢山の拡張来ればいいな