ターミナルからMac App Storeで公開されているアプリの管理が出来るコマンドラインツール「mas」が無料アプリの購入に対応しています。詳細は以下から。
mas(mas-cli)コマンドは現在はAppleのエンジニアとして働くAndrew Naylorさんが2015年に公開したコマンドラインツールで、ターミナルからMac App Storeアプリのアップデートやアンインストール、検索を行うことが出来ますが、このmasコマンドがv1.7.0アップデートで無料アプリの購入に対応しています。
v1.7.0: 🛍 Purchase Command
- ✨ New purchase command for purchasing free apps #264 (resolves #2, #145) thanks, @blochberger!
- 🐟 Seriously more interactive fish completions #242 thanks, @lwolfsonkin!
リリースノートより抜粋
Andrewさんから、masコマンドのメンテナンスを引き継いだBen Chatelainさんによると、新たに追加された“mas purchase”コマンドは既に購入した(Purchased)アプリではなく、未購入のアプリでも無料のアプリならば、“mas purchase AppID”でターミナルから購入できるようになっており、
mas purchase <AppID>
AppIDは各アプリに割り当てられているURLのid以降で(例えばTime Outならば“402592703”)、既に購入したことのアプリを再度インストールする“mas install”やFind & Installの“mas lucky“も引き続き利用できる他、
Time Out - Break Reminders
...
mas v1.6.3でサポートされたfish shellでよりインタラクティブな補完とサジェストが利用できるようになっているので、利用されている方はbrewでアップデートしてみてください。
リリースノート
- ✨ New purchase command for purchasing free apps #264 (resolves #2, #145) thanks, @blochberger!
- 🐟 Seriously more interactive fish completions #242 thanks, @lwolfsonkin!
- 🛠 Xcode 11.5 #273
- 🧹 Purchase cleanup #272
- ♻️ SoftwareMap Protocol #271
- 🕊 Swift 5 #255
- ⚒️ Xcode 10.2 and macOS 10.14 required to build
- ⬆️ Commandant (0.17.0) #255
- ⬆️ Nimble (8.0.9) #274
- ⬆️ Quick (2.2.0) #255
- ➖ Result #255
- 💡 Update readme with simpler tap usage #241
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