macOS 10.15.4 CatalinaでRAIDボリュームに大容量データを転送するとFinderが動かなくなる問題がmacOS 10.15.5のBeta版で修正されているそうです。詳細は以下から。
Appleが現地時間2020年03月24日にリリースした、macOS Catalina 4度目のアップデートとなる「macOS Catalina 10.15.4 Build 19D76」では、特定の操作後にアプリがクラッシュしたり、MacBook Pro (16-inch, 2019)がスリープから復帰後にフリーズやクラッシュを起こす不具合が報告されていますが、そのうちの1つである「RAIDボリュームに大容量データを転送するとFinderがフリーズする不具合」は、macOS 10.15.5のBeta版で修正されたそうです。
この問題を報告していた米OWCのSoftRAIDチームによると、Appleは04月29日にリリースした「macOS Catalina 10.15.5 beta 3」のリリースノートを30日にアップデートし、RAIDボリュームに大容量のデータを転送してもFinderが反応しなくなる不具合を修正したと追記したそうで、
Resolved Issues
- Large data transfers to RAID volumes no longer cause Finder to become unresponsive. (61307708)
macOS Catalina 10.15.5 Beta 3 Release Notesより
Final Cut Pro向けの資料や教材を公開しているビデオエディターのLarry JordanさんやSoftRAIDチームのTim Standingさんによると、この不具合はSoftRAIDだけでなく、AppleRAIDでも発生しており、10GB程度のファイルをRAIDボリュームに転送してもFinderが反応しなくなることがあるそうなので、動画などの大容量データを扱っている方は注意してください。
- Apr. 20, 2020 – Larry Jordan’s Newsletter
- macOS Release Notes – Apple
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