Internet ArchiveがBraveと提携しデスクトップ版Braveブラウザで「404 Page not found」ページを開くとWayback Machineのアーカイブを表示する機能を実装したそうです。詳細は以下から。
Webサイトのアーカイブを収集しているWayback Machineを運営する米Internet Archiveは現地時間2020年02月25日、オープンソースのChromiumベースWebブラウザ「Brave」のデスクトップ版と提携し、Braveブラウザで「404 Page not found」や503など14のHTTPエラーコードを返すWebページを開いた際に、Wayback Machineのアーカイブを表示する機能を実装したと発表しています。
Available today, starting with version 1.4 of its desktop browser, Brave has added a 404 detection system, with an automated Wayback Machine lookup process to its desktop browser.
Brave Browser and the Wayback Machine: Working together to help make the Web more useful and reliable – Internet Archive Blogs
この機能を利用すると、例えばAppleがWebページを削除した、全てのユーザーがパスワードなしにrootユーザーに昇格できてしまう「I am root」脆弱性を含んだ「macOS 10.13.1 High Sierra」のダウンロードページなどもワンクリックでアーカイブを表示することが可能です。(macOS 10.13.1 High Sierraのインストーラーは削除され、ダウンロード出来ません。)
この機能はデフォルトでONになっていますが、設定の[ヘルプとヒント] → [404ページ上に「Wayback Machine」プロンプトを表示する]でOFFにすることも可能で、BraveブラウザはYubicoのセキュリティーYubikeyもSafariより早くサポートしていたので、興味のある方は試してみてください。
- Secure, Fast & Private Web Browser with Adblocker – Brave Browser
- Brave Browser and the Wayback Machine: Working together to help make the Web more useful and reliable – Internet Archive Blogs
コメント
インターネットアーカイブのサポートはやばいねえ
Safariもやってくんねえかな…
Braveちょっと触ってみたけどtorrentにtorにcrypto walletsと叩かれそうな機能満載で面白いぬ
それでいてプライバシー重視とは…(笑)