Hyperが4K60Hz対応のHDMIやUSB 3.1 Gen 2、USB最大100W PD対応ポートを搭載した第2世代USB-Cハブ「HyperDrive Gen2」の発売キャンペーンをKickstarterで開始しています。詳細は以下から。
カリフォルニア州シリコンバレーに拠点を置いているSanho Corporationは同社のHyperブランドより、新たに4K60Hz対応のHDMIやUSB 3.1 Gen 2、USB最大100W PD対応ポートを搭載したUSB-Cハブ「HyperDrive Gen2」を発売するとしてKickstarterでキャンペーンを開催しています。
HyperDrive GEN2: Next Generation USB-C Hubs with 2X Speed/Power of current USB-C Hubs.2X video refresh speed + 2X USB transfer speed + 3X memory card transfer speed + 2X power delivery
プレスリリースより
2016年に発売された第1世代のHyperDriveはx-in-1, x-in-2モデル含めて、HDMIポートは4K@30Hz、USB Type-AポートはUSB 3.0 (5Gbps)、SDカードリーダーは104MB/s UHS-I、Power Delivery 60W仕様でしたが、HyperDrive Gen2はデータ転送速度は2倍で、SDカードリーダーは300MB/s UHS-II、Power Deliveryは最大100Wをサポート。
第2世代 HyperDrive |
第1世代 HyperDrive |
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外見 | ||
HDMI | 4K@60Hz HDR | 1080@60Hz or 4K@30Hz |
microSD/SD カードリーダー |
300MB/s UHS-II | 104MB/s UHS-I |
USB Type-A | USB 3.1 Gen 2 (10Gb/s) | USB 3.1 Gen 1 (5Gb/s) |
USB-C PD | 100W | 60W |
HyperDrive Gen2には6-Port, 12-Port, 18-Portモデルが用意されており、12-Portモデル以上にはDisplayPortやGigabit Ethernet、USB-A 2.0ポートが搭載され、18-Portモデルには更にVGAやUSB-A QC 3.0(最大18W)、Optical/digital audioポートが追加されています。
各モデルのポート配置は以下の通りで、HyperDrive Gen2 18-PortモデルにはACアダプタが付属し、大きさは最大サイズの18-PortモデルでもiPhone 11 Pro Maxより一回り小さい88.9 x 43.94 x 132.08mm、重さ589.67gで、
Hyperが昨年末に発売キャンペーンを行ったGaNの採用によりカードサイズで最大出力100W USB-C PDをサポートした急速充電器「HyperJuice 100W GaN Charger」での60W以上の給電にも対応しているそうです。
キャンペーンは本日より開催とプレスリリースが来ていましたが、開始後約10時間で既に2,300人の出資者から目標資金額(10万ドル)の2倍以上にあたる27万ドルを集ており、出資者は59ドルでHyperDrive Gen2 6-Port、89ドルで12-Port、119ドルで18-Portを1つ2020年04~05月頃に発送してもらえるそうなので、MacBook Pro (15-inch)モデルの性能をフルに活かしたいUSB-Cハブをお探しの方はチェックしてみてください。
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