Apple、2014年に開発を終了したプロユーザー向け写真編集アプリ「Aperture」のユーザーマニュアルやサポートページをまとめた「Aperture support resources」を公開。

Aperture support resources Apple
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 Appleが2014年に開発を終了したプロユーザー向け写真編集アプリ「Aperture」のユーザーマニュアルやサポートページをまとめた「Aperture support resources」を公開しています。詳細は以下から。

Apertureのアイコン

 Appleは現地時間2020年01月15日、2014年に開発を終了したプロユーザー向けの写真編集アプリケーション「Aperture」のユーザーマニュアルやサポートページをまとめた「Aperture support resources」をApertureユーザー向けに公開したと通知しています。

Aperture support resources

In June 2014, Apple announced the discontinuation of development of Aperture. Since that time, Apple has released five major macOS updates. For technical reasons, Aperture will not run in future versions of macOS after macOS Mojave.

Aperture support resources – Apple Support

 Aperture support resourcesからリンクされているサポートページは、macOS 10.15.1 CatalinaでApertureが写真アプリのライブラリに移行可能になった事を知らせるページ以外は既にアーカイブ化されているため今後のアップデートはなさそうですが、同時に「Aperture 3.5 User Guide」のPDFも公開しているので、気になる方はチェックしてみてください。

Aperture 3.5 User Guide (PDF)

なお、既にAppleはApertureユーザーに対し、macOS 10.15 Catalinaへのアップグレード前にAppleの写真アプリやAdobe Lightroom Classicへ移行するように求めています。

おまけ

 AppleはApertureがmacOS 10.15 Catalinaで動かなくなっていることを「技術上の理由 (For technical reasons)」としていますが、これはmacOS Catalinaで32-bitフレームワークが廃止されたことが原因で、この32-bitフレームワークを移植し、リンクさせることでmacOS Catalinaでも再び「Aperture」を起動させることができるRetroactiveというオープンソースパッチをTyshawn Cormierさんが公開しており、

macOS 10.15 Catalinaで動くようになったAperture

最新のRetroactiveはApertureだけでなく、「iTunes」や「iPhoto」、「Final Cut Pro 7」、「Logic Pro 9」、「Keynote ’09」にも対応しているので、興味のある方は自己責任で試してみてください。

Retroactive for macOS Catalina

コメント

  1. 匿名 より:

    棄てるぐらいなら、ソース公開してほしいぐらいだよね。

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