Apple、Mac Pro (2019)の電力消費と熱出力情報を公開。フルスペックモデルのMac Proの消費電力は待機中で302W、CPU最大稼働時は902Wに。

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 AppleがMac Pro (2019)の電力消費と熱出力情報を公開しています。詳細は以下から。

MacPro (2019)

 Appleは現地時間2019年12月15日、Apple T2チップを搭載し最大28-Core Intel Xeonと1.5TBメモリ、Apple AfterburnerアクセレーターやRadeon Pro Vega II Duoモジュールを搭載可能なMac Pro (2019)の電力消費量と熱出力(BTU)情報を新たに公開しています。

Mac Pro (2019)の電力消費と熱出力

公開されたMac Pro (2019)の電力消費と熱出力

 公開された電力消費量と熱出力量の情報はMac Pro (2019)のほぼフルスペック構成で、2.5 GHz 28-Core Intel Xeon W-3275Mプロセッサ、Radeon Pro Vega II Duo MPXモジュール 2台をInfinity Fabric Linkで接続、1.5 TB RAM (128 GB 2,933MHz DDR4 ECC DIMM x12構成)、Afterburner Card、4 TB SSDモデルでの値となっていますが、

電力消費 熱出力
待機中 CPU最大稼働時 待機中 CPU最大稼働時
302 W 902 W 1030 BTU/h 3076 BTU/h

この値を過去に公開されているiMac (2019)iMac Pro (2017)、旧Mac Pro (Late 2013)などと比較してみると、その電力消費量は過去最大で、待機中(アイドル時)でもCPU最大稼働のIntel Core i9-9900Kを搭載したiMac (Retina 5K, 27インチ, 2019)の電力消費量を超える302W、CPU最大稼働時にはiMac 5K 約3台分の902Wとなり、

Mac Pro (2019)の電力消費

クリックで拡大:Mac Pro (2019)の待機中/CPU最大稼働時の電力消費量

それと比例して熱出力も待機中で242BTU/h、CPU最大駆動時で895BTU/hと、これまで最大だったIntel Xeon W-2170B 18-Core @ 2.3 GHzと128GB RAM、Radeon Pro Vega 64 GPU、4TB SSD搭載のiMac Pro (2017)の値の約2.4倍となっているので、Mac Pro (2019)を一般家庭で利用する場合は電気代に注意してください。

Mac Pro (2019)の熱出力

クリックで拡大:Mac Pro (2019)の熱出力

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おまけ

 Mac Pro (2019)の電力消費と熱出力の値がここまでなのは、WWDC 2019でも発表されていたとおり、Mac Pro (2019)にはワークステーション向けのIntel Xeon Cascade Lake-W 3200シリーズが採用され、上位モデルではTDP(Thermal Design Power:熱設計電力)が200Wを超えるとともに、

Mac Pro (2019)プロセッサ

プロセッサ Core
(Thread)数
クロック数
Base
(Turbo Boost)
キャッシュ TDP CTO価格 リンク
Xeon W-3223 8/16 3.50GHz
(4.00GHz)
16.5MB 160W デフォルト Intel
Xeon W-3235 12/24 3.30GHz
(4.40GHz)
19.25MB 180W 110,000円 Intel
Xeon W-3245 16/32 3.20GHz
(4.40GHz)
22MB 205W 220,000円 Intel
Xeon W-3265M 24/48 2.70GHz
(4.40GHz)
33MB 660,000円 Intel
Xeon W-3275M 28/56 2.50GHz
(4.40GHz)
38.5MB 770,000円 Intel

PCI-Express x16とThunderbolt 3用レーン、最大475Wを供給できるMPXコネクタを搭載し、最大500Wと1世代前のMac Pro約1台分の消費電力を使用するグラフィックスモジュールMac Pro Expansion (MPX) Moduleを2台搭載できるためで、

最大消費電力500WのMac Pro Expansion(MPX) Module

MPX Moduleには、まず業界標準のPCI Expressコネクタを搭載。次に、グラフィックカードでは初めてPCIeレーンを増やしてThunderboltを統合。能力をさらに発揮できるように、供給する電力を増やしました。最大500ワットというMPX Moduleの電力容量は、一世代前のMac Pro 1台全体分に相当します。

Mac Pro – Apple(日本)

AppleもMac Pro (2019)をフルスペック+αで利用するユーザーのために、Mac Pro (2019)にそれらの消費電力を補える1,400W電源を採用しているので、フルスペックモデルを購入した方も電気代とコンセントの定格電流以外は心配しなくても大丈夫です。

Mac Pro (2019)の1.4kW電源

Mac Pro (2019)のデータにはApple Pro Display XDRなどディスプレイの消費電力は含まれていません。

コメント

  1. 匿名 より:

    ちっともエコじゃねえな。

    例の世界的有名な17歳女子になんか言われるぞw。

  2. 匿名 より:

    電気代で破産者続出だわ。

  3. 匿名 より:

    ttps://browser.geekbench.com/macs/461
    MacPro 28C/56T Benchmark Single 1134 Multi 18909
    ttps://browser.geekbench.com/processors/2645
    Ryzen 3970X 32/64T Benchmark Single 1290 Multi 22333
    ふーむ…

  4. 匿名 より:

    ちょっとした暖房器具に使える

  5. 匿名 より:

    300W で動くスーパーコンピュータと考えれば全然エコだと思うが?

    MacMini 位の性能の winPC は 400W 超えが普通
    ttps://news.mynavi.jp/article/20191125-928397/7

    • 匿名 より:

      どっからMac miniが出てきたか知らんけど、リンク先からはTR3970Xは32コア64スレッドでMac ProのW-3275Mより性能上なのに、待機時96W、最高負荷時で440Wということしかわからんのですけど。

  6. 匿名 より:

    フルロード時の消費電力は順当として、待機時300Wって何をそんなに電気食ってんの…

  7. 匿名 より:

    Macがスパコンかあ。

    だったら素敵だね。