Mac Pro (2023)がスリープから復帰後にSATAドライブが予期せず切断されてしまう不具合があるとしてAppleが今後のmacOSアップデートで修正すると発表。

　Mac Pro (2023)がスリープから復帰後にSATAドライブが予期せず切断されてしまう不具合があるとしてAppleが今後のmacOSアップデートで修正すると発表しています。詳細は以下から。

　Appleが現地時間2023年06月13日より販売を開始した、Apple M2 UltraチップとPCIe拡張スロットを搭載した「Mac Pro (2023)」には、Mac Pro (2019)と同じく内部に拡張用のUSB-A(最大5Gb/s)が1ポートと、シリアルATA(最大6Gb/s)が2ポート存在しますが、現在このSATAポートで不具合が発生しているそうです。

　Appleが先程公開したサポートドキュメントによると、Mac Pro (2023)ではMacが自動/手動スリープから復帰後にSATAが予期せずMacから切断され、ディスクが正しく取り出せなかったというメッセージが表示される不具合を確認しているそうで、Appleはこの不具合を今後のmacOSアップデートで修正するとコメントしていますが、

Certain models of internal SATA drives might unexpectedly disconnect from your computer after your Mac wakes from sleep. This can occur if your Mac automatically goes to sleep or if you manually put your Mac to sleep. If you see a message that your disk was not ejected properly, you can restart your Mac to reconnect to the drive.

If you see ‘disk not ejected properly’ on your Mac Pro (2023) – Apple Support

現在この不具合に遭われているユーザーに対しては、システム設定アプリから[ディスプレイ] → [詳細設定]を開いて、「ディスプレイがオフのときに自動スリープさせない」オプションをONにしておくことを勧めているので、Mac Pro (2023)を購入されSATAドライブを拡張された方はチェックしてみてください。

• If you see ‘disk not ejected properly’ on your Mac Pro (2023) – Apple Support