写真からGPS情報やメタデータを削除してくれるクロスプラットフォーム対応のオープンソース・デスクトップアプリ「ExifCleaner」がリリースされています。詳細は以下から。
iPhoneなどのスマートフォンで撮影した写真には、撮影したデバイスの情報やGPSを利用した位置データ、露出、色空間、F値などのExifデータが含まれているためプライバシー上の問題にもつながりますが、その様な写真に付いているメタデータを削除してくれるユーティリティアプリ「ExifCleaner」がリリースされています。
Privacy and Performance
Attackers use GPS and device metadata to profile their victims. It also increases image file size. Sweep it away, with ExifCleaner.Desktop app to clean image metadata – ExifCleaner
ExifCleanerはszTheoryさんが公開したオープンソース(MIT)のユーティリティアプリで、Electron製でmacOS/Windows/Linuxのクロスプラットフォームに対応し、写真をドラッグ&ドロップするだけでExifデータを抽出し削除してくれる機能があります(ちなみに、macOS 10.14 Mojave以降のFinderではサイドバーからメタデータを確認できます)。
Exif情報の扱いにはExifToolライブラリを利用しており、PNGやJPG、TIFFフォーマットの画像に対応しバッチ処理も可能なので、Exif情報を削除したい方は試してみてください。
macOSのシステム要件はOS X 10.11 El Capitan以上で、アプリは現在のところ未署名のためGatekeeperにブロックされます。
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