AbletonがmacOS 10.15 CatalinaではDAWアプリ「Live 9」が起動しなくなるとしてアップグレードしないように指示しています。詳細は以下から。
DAWソフトウエアを手掛けるドイツAbleton社は現地時間2019年09月05~09日にかけて、Appleが10月にリリースを予定しているmacOS 10.15 CatalinaではDAWアプリ「Ableton Live 9」が起動しなくなるとしてユーザーに対しアップグレードしないように指示しています。
【Live 9とMacをお使いの方へ重要なお知らせ】
互換性の問題が発生するため、macOS 10.15“Catalina”のリリース日にOSをアップデートしないようにご注意ください。
Live 9には、macOS 10.15でサポートされなくなるコンポーネントが含まれています。
詳細はこちら:https://t.co/rAyD1GnN3w pic.twitter.com/E1NNo0I5C8— AbletonJP (@AbletonJP) September 9, 2019
macOSの新バージョンである10.15 “Catalina”が2019年9月にリリースされる予定です。Live 9には、macOS 10.15のリリースで下位扱いになるコンポーネントが含まれています。 そのため、macOS 10.15にアップデートすると、Live 9が起動しなくなると考えられます。Live 9と公式に対応しているバージョンでもっとも新しいのは、macOS 10.13 “High Sierra” (英語)です。
Live 9とmacOS 10.15 “Catalina”の互換性 – Ableton
英語のサポートドキュメントによると、Ableton Live 9の公式サポートはmacOS 10.13 High Sierraまでで、macOS 10.14 Mojave以降はLive 10で公式サポートされていますが、MojaveでもLive 9が動作することから動作保証はないものの利用しているユーザーに対し
Mojaveで利用するさいの注意事項を公開していますが、macOS Catalinaでは32-bitアプリやフレームワークが動作しなくなるため、Live 9の一部のコンポーネントがその対象となり、アプリが起動しなくなるそうです。
Live 9をお持ちで引き続きお使いになりたい方には、macOS 10.15へアップデートしないことを強く推奨しています。 さらなるアップデートをLive 9に加える予定はありません。すでにmacOS 10.15へアップデートしていて引き続きLive 9をお使いになりたい場合は、以前のバージョンに戻すことを推奨しています。
Live 9とmacOS 10.15 “Catalina”の互換性 – Ableton
AbletonはLive 9をmacOS 10.15 Catalinaへ対応させる予定はなく、Catalinaで利用したい場合はLive 10を、Live 9を利用したい場合はCatalina以外を利用するようにコメントしており、加えてNative InstrumentsやSeratoもユーザーに対し、macOS 10.15 Catalinaとの互換性が確認されるまでアップグレードを控えるようにコメントしているので、ユーザーの方は注意してください。
【サポート情報】Native Instruments製品と今秋リリース予定のmacOS Catalina (10.15)との互換性は現在検証中です。弊社より正式対応が発表されるまでmacOS 10.15のインストールはお控え下さい。新macOS対応に関する最新情報はこちらからご確認ください→https://t.co/UsKP8zL0Fh
— NI Japan (@Tokyo_NI) August 23, 2019
Just another reminder to hold up on updating to macOS Catalina when you see it come out. ✋
We'll aim to complete testing and confirm compatibility ASAP, but for now, stick to the version you've got.Don't upgrade until we announce official support.https://t.co/J8qY2zpMWS pic.twitter.com/4PpF8U49Rk
— Serato (@Serato) September 4, 2019
- MacOS Compatibility with Live – Ableton
- Live 9とmacOS 10.15 “Catalina”の互換性 – Ableton
コメント
10.15って、いろんな物が動かなくなって、
それでも、ユーザーは、ついてくるとでも…
3ヶ月も前から Catalina Beta 提供してるのに対応しないデベロッパーの怠慢だろ
出た!デベロッパーの怠慢!!
次のバージョンまで対応しないでしょ。不具合修正などで済む問題じゃないし。
アップルのように、64bit化で機能バッサリ切って、後から出しますので… なんて言えないしね。
いっそのこと、10.15以降のmacOSの対応やめるところが出てきそう。
既に周辺機器専用のユーティリティー関係は、絶望的だね。