Appleがエンタープライズネットワーク内でApple製品を使う際に必要なホストやポート設定を公開。詳細は以下から。
元Duo SecurityのR&Dエンジニアで現在はAppleのConsulting Engineering Teamの一員として働くPepijn Bruienneさんは現地時間2019年08月07日、企業や教育機関のネットワークでApple製品を扱う際にソフトウェア・アップデートなどに使用されるホストやポート設定をまとめたサポートページを新たに公開したと発表しています。
New today: “Use Apple products on enterprise networks” – https://t.co/aCz9olzps7 🔥🎊
— Pepijn Bruienne 🌲🧀💴 (@bruienne) August 7, 2019
Learn which hosts and ports are required to use your Apple products on enterprise networks.
Use Apple products on enterprise networks – Apple Support
公開されたサポートドキュメントに記載されている内容は既にシステム管理者に通知されているものが多いですが、macOS 10.14.5 Mojaveからデフォルト化されたmacOSアプリの公証のチケットをチェックする際にアクセスが必要なホストやポートも公開されています。
App notarizationのチェックに必要なポート
Hosts | Ports | Protocol | OS | Description |
---|---|---|---|---|
17.248.128.0/18 | 443 | TCP | macOS Only | Ticket delivery |
17.250.64.0/18/18 | 443 | TCP | macOS Only | Ticket delivery |
17.248.192.0/19 | 443 | TCP | macOS Only | Ticket delivery |
サポートドキュメントではこの他、プッシュ通知やデバイスセットアップ、MDM、ソフトウェア・アップデート、App Store、コンテンツキャッシュ、証明書の検証、ファイアーウォールに関連した設定が公開されているので、システム管理者の方はチェックしてみてください。
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