AppleがMacBook Pro Touch Bar搭載モデルのアップデートに必要なサーバーやポート番号情報をエンタープライズ向けに公開しています。詳細は以下から。
Appleが昨年発売を開始したMacBook Pro 2016 Touch Barモデルは新たな入力デバイスとして「Touch Bar」および「Touch ID」を搭載し、これらを制御するためのSoC「Apple T1」が新たに組み込まれていますが、
このApple T1はiOS/watchOSライクのOSで制御されているため、MacBook Pro 2016 Touch Barモデルのアップデート/リカバリーにはiOSデバイスと同様にアクティベーションサーバーへの接続が必須となっていました。
必要なネットワーク設定
これに対しAppleは現地時間2017年03月31日、エンタープライズ向けに新たなサポートドキュメント”Make sure your MacBook Pro with Touch Bar can connect to your Enterprise network“を公開し、
Make sure your MacBook Pro with Touch Bar can connect to your Enterprise network
After you update or restore your software, you might be asked to install a critical software update. Learn what type of Enterprise networks you can use to complete the update.
[…]
You’re using a network with a firewall. Make sure that you can access to the following hosts on the corresponding ports:Make sure your MacBook Pro with Touch Bar can connect to your Enterprise network – Apple Support
企業や大学などでMBP 2016 Touch Barモデルをアップデートする際は、上記のアクティベーションプロセスが使用している以下のサーバーおよびポート番号をファイヤーウォールなどで塞がないようにシステム管理者に求めているので、MBP Touch Bar搭載を購入し企業や大学内で利用されている方はアップデートやリカバリー時に注意してください。
アクセスサーバー | ポート番号 |
---|---|
gg.apple.com | 80 and 443 |
gnf-mdn.apple.com | 443 |
gnf-mr.apple.com | 443 |
gs.apple.com | 80 and 443 |
ig.apple.com | 443 |
skl.apple.com | 443 |
コメント
アップデートはプロキシNG、初期セットアップ時には認証Wi-FiもNG、
挙句にマシン自体がポンコツ…
企業で導入するには問題ありありのプロダクトだな…