macOS 10.14.5 Mojaveアップデート後に仮想化ソフトウェア「VirtualBox 6.0.x」がインストール出来ない問題が発生しているとして現在Oracleが原因を調査しているそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年05月13日、AirPlay 2対応のスマートテレビや新元号「令和」のサポートした「macOS Mojave 10.14.5 (18F132)」をリリースしましたが、このアップデートを適用後にOracleの仮想化ソリューション「VirtualBox」をインストールすると、カーネル拡張(kext)がブロックされVirtualBoxがインストール出来ない問題が発生しているとして、OracleのプロダクトマネージャーSimon Coterさんがツイートしています。
We are already working on it. The issue details and possible w/a are available at https://t.co/48xBtHL1pV . It's a kext permission issue (10.14.5 blocks VirtualBox 6.0.8 system extensions) https://t.co/pJE3OGeeT9
— Simon Coter (@scoter80) 2019年5月16日
Still see the problem on an old 15″ Macbook Pro with USB ports. It runs macOS 10.14.5 and the problem occurs right after a software update.Both Virtualbox version 6.0.6 and version 5.2.28 fail to install.
Installation fails on 10.13.x, 10.14.x (rc=-1908) – VirtualBox
この問題はVirtualBoxのユーザーフォーラムで報告されており、Simonさんによると、macOS 10.14.5でkextの仕様が変更されたことによるパーミッションの問題のようで、macOSのセキュリティ整合性保護機能(SIP:通称rootless)をOFFにしてインストールするか、
リカバリーモードと以下のspctlコマンドを利用し、VirtualBoxのkextの追加に同意すれば現在のバージョンのVirtualBoxでもインストールできるそうなので、今すぐにVirtualBoxをインストールしたい方は試してみてください。
spctl kext-consent add VB5E2TV963
追記
この問題は2019年05月23日に公開(アップデート)されたv6.0.8とv5.2.30で修正されています。
- Oracle VM VirtualBox – Oracle
- Installation fails on 10.13.x, 10.14.x (rc=-1908) – VirtualBox
コメント
つーか元々新規でVirtualBoxインストールするとセキュリティで弾かれてインストールできませんでしたになってただろ。
許可して回避するのもタイミングとコツがあって新規でインストールするのはかなり面倒だった。
現状のWindows 10 1908も新規でインストールするとコルタナのセットアップで異常なほど遅くなるし、通過できたとしてもセットアップがループする可能性大。
タダでも限度があるしもうやめちまえ。