VMwareがmacOS 11 Big Surとの互換性を向上させWindows 10 20H2やUbuntu 20.10をサポートした「VMware Fusion 12.1 for Mac」をリリースしています。詳細は以下から。
仮想化ソリューションとなるVMwareシリーズを開発&販売している米VMware, Inc.は現地時間2020年11月19日、macOS 11 Big Surリリース後の初のアップデートとなるIntel Mac用・仮想化アプリ「VMware Fusion 12.1 Player/Pro for Mac」をリリースしたと発表しています。
VMware Fusion 12.1.0 Pro および Player の概要
- ホストとゲストの両方としての macOS 11 Big Sur 向けに最適化
- macOS 11 Big Sur でのネストされた仮想化のサポート
- 新しいゲストのサポート
リリースノートより抜粋
VMware Fusion 12.1 for Macでは正式にリリースされたBig Surで確認されていた不具合の修正および、ホスト/ゲストの両方をBig Sur向けに最適化するとともに、VMCS Shadowingが利用できないMacでもNested/VT-Xをサポートし、新たに Windows 10 20H2とUbuntu 20.10をゲストOSとしてサポートしています。
VMware FusionはApple Silicon Macをサポートしていないものの、VMware Fusion v12.0から個人利用(非商用)に限りライセンスが無償化されmacOS 11 Big SurやeGPU、Windows VMでのDirectX 11とOpenGL 4.1、USB 3.1(10 Gbps)がサポートされているので、もうしばらくIntel Mac環境が必要な方は試してみてください。
リリースノート
VMware Fusion 12.1.0 Pro および Player の概要
- ホストとゲストの両方としての macOS 11 Big Sur 向けに最適化
- macOS 11 Big Sur でのネストされた仮想化のサポート
- 新しいゲストのサポート
- Windows 10 20H2
- Ubuntu 20.10
- KIND v0.9.0 をサポートするように「vctl kind」を更新
- Fusion に「docker-machine-driver-vmware」を追加
- パフォーマンスの向上とバグの修正
- VMware Fusion 12.1.0 Release Notes – VMware
- Fusion 12.1 Now Shipping – VMware Fusion Blog – VMware Blogs
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