Webベースのターミナルエミュレーター「Hyper」がWebGLレンダリングやElectron v4を採用した「Hyper v3.0 Canary」を公開しています。詳細は以下から。
Hyper(旧HyperTerm)はサンフランシスコのSaaS▲ZEITがHTMLやJavaScript、CSSなどのWebベースの技術を利用して2016年ごろから開発&公開しているターミナルエミュレータアプリで、オープンソースでElectron製なため豊富なプラグインやクロスプラットフォーム対応で人気となっていますが、このHyperのv3.0.0 Canary版が新たに公開されています。
🏎 New WebGL renderer (=> performance like never before)
Major Changes
- WebGL renderer 🏎: #3368
- Upgrade Electron to v4: #3329
zeit/hypertermより
次期メジャーアップデートとなるHyper v3.xではレンダラーがCanvasに代わりWebGLに変更され(Canvasも引き続き利用可能)、Electronフレームワークも昨年末にリリースされたv4.0.0へアップデートされています。
Hyper v3.xのリリース次期は定まっていないようですが、v3.xでもv2.xのプラグインやテーマ(画像はポケモン・テーマ)はそのままhyperコマンドでインストールできるので、ユーザーの方は試してみてください。
Homebrew Caskを使うとv2.xがインストールされるので、v3.xを利用したい場合はGitHubリポジトリからダウンロードしてください。
- HyperTerm – ▲ZEIT
- zeit/hyperterm – GitHub
コメント
> Homebrew Caskを使うとv2.xがインストールされるので、v3.xを利用したい場合はGitHubリポジトリからダウンロードしてください。
homebrew-cask-versions で Hyper Canary もインストール出来ますよ。
“`
brew tap homebrew/cask-versions
brew cask install hyper-canary
“`
.hyper.js の module.exports.config.updateChannel の値を ‘canary’ にしておかないと自動アップデートでダウングレードされますね。
自動アップデートでダウングレードはバグじゃないか?w