Serif Labsが現在開発中のAffinityシリーズのMac用DTPアプリとなる「Affinity Publisher Beta」の無料提供を開始しています。詳細は以下から。
イギリスのソフトウェア会社Serif Labsは現地時間2018年08月30日、先月よりBetaメンバーに公開していたMac/iPadに対応したグラフィックスアプリAffinityシリーズ(Affinity Designer/Photo)のDTPアプリとなる「Affinity Publisher」のPublic Beta版を全ユーザーに対して正式リリースまで無料で提供すると発表しています。
本日、デスクトップパブリッシングアプリ「Affinity Publisher」の無料公開ベータ版の提供により、この構想が完成にまた一歩近づきます。
さらに改良されたリテール版のリリースは数か月後となりますが、その前にぜひお試しいただき、ご意見をお聞かせください。メーリングリストより
Affinity PublisherのBeta版はユーザー登録するだけでダウンロード可能で、ファイルサイズは295.5MB、バージョンはv1.7.0.75となっており、Affinityは既にBeta版のサポートフォーラムを公開し幅広く意見や不具合報告を募集しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
Affinity PublisherのBeta版について
Affinity Teamより来たプレスリリースは以下の通り。
Affinity Publisherの機能
Affinity Publisherはデスクトップパブリッシングを大きく変えるまったく新しいアプリであると私たちは考えています。Affinity PhotoとAffinity Designerがプロフェッショナル向けの写真編集とベクターグラフィックデザインを刷新したのと同じようにです。
このアプリには、高度なタイポグラフィ、テキストフレームのリンク、マスターページ、見開きページのスプレッド、動的な写真フレーム、テーブル、ベースライングリッド、リソース間のリンク、エンドツーエンドCMYKなど、プロフェッショナルレベルのデスクトップパブリッシングアプリに必要とされるあらゆる機能が搭載されています。
また、独自の機能としてAffinity PhotoおよびAffinity Designerとの完全な統合が実現されており、アプリ内のボタンからPhotoまたはDesignerに切り替えることが可能になります。これらのボタンはベータ版で後ほど有効化される予定です。
Affinity Publisherを使い始める際に役立つチュートリアルビデオを、Affinity Webサイトのこちらのページでご覧いただけます。リテール版のリリース時には、サポートされている全言語の字幕がチュートリアルに追加される予定です。
問題を発見した場合
これはベータ版であるため、バグや不完全な箇所が一部残っていることにご留意ください。現時点では重要な制作へのご利用はおすすめしません。
ベータ版をご利用になるお客様のフィードバックは、製品の動作状況を知るうえで非常に重要です。問題を発見された場合はぜひご報告いただけますようお願い申し上げます。また、追加してほしい機能についてもご意見をお待ちしております。バージョン1の公開までには追加できない可能性もございますが、弊社の他のアプリと同様に、多数の無料アップデートを提供する予定です。
こちらのベータ版ユーザー専用フォーラムから、問題の報告やフィードバック、ご提案を投稿していただくことができます。
- Affinity Publisherのベータ版を無料提供開始 – Serif
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