MacBook Pro (2018)の追加アップデート後はCPU&GPUを利用するアプリやゲームでも激しいスパイクはなくなり、安定した動作が確認できているようです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年07月24日、07月11日より発売を開始したTouch Bar搭載のMacBook Pro (2018)シリーズで、広範囲に渡る多数のパフォーマンステストを行ったところ、熱管理システムに影響するファームウェアで特定のデジタルキーが設定されておらず、高負荷時にMacBook Proのクロックスピードが落ちる事が確認できたとして、同モデルに対し「macOS High Sierra 10.13.6追加アップデート」の提供を開始しましたが、
このアップデートを適用したMacBook Pro (2018)ユーザーによると、アップデート後はIntel Core i9を搭載したMacBook Pro (2018) 15モデルだけではなく、Core i5の13インチモデルでも高負荷時にクロック数が激しく動作(スパイク)する現象がなくなったそうで、
Here’s my before and after on a 13” i5. It used to sustain 2.5 GHz after the turbo boost portion was over, I’m now able to maintain 3.2 GHz, and the temperature is down to around 92° or so https://i.imgur.com/p7wcKH9.jpg
Apple pushing out performance fix for MacBook Pro 2018 : apple – Reddit
Core i9モデルを購入したVtudioスタジオのレポートによると、GeekbenchやCinebench(1run)では大きな違いはなかったものの、アップデート前は13FPSしか出なかったゲームが、アップデート後は35FPSまで上昇したそうで、FFMPEGのCPUエンコーディングも187秒が155秒まで短縮されたとコメントしています。
また、Geekbenchを開発しているPrimate LabsのJohn Pooleさんは以前と同様にGeekbench 4アプリを10回Buildするといストレステストを行ったところ、Core i9モデルではほぼ変化は見られなかったものの、クロック数は安定したとコメントしているので、やはりスロットリングの現象はCPUとGPUを同時に利用するケースで顕著に起きていたようです。
After applying the latest update from Apple, I re-ran the Geekbench build test on the i9. It’s slightly faster, but processor frequency stays stable when building (which is comforting).
Still technically slower than the i7, but close enough that, practically, it doesn’t matter. pic.twitter.com/hOogCt6ZB0
— John Poole (@jfpoole) 2018年7月24日
コメント
グラフの横軸は時間だと思いますが、表記が見あたりません。
同じグラフの比較画像に見せかけていますが、パッチ後は横軸(時間軸)を長くとり変化が少なく見せかけているように見えるのですが