AMDがAppleのMetal 2やeGPUをサポートしたMac用「Radeon ProRender Plugin for Blender and Maya」をリリースしています。詳細は以下から。
米AMDは現地時間2018年04月09日、同社が開発している3Dモデリングアプリ「Blender」および「Maya」用プラグイン「Radeon™ ProRender plug-ins for Blender and Maya(以下、Radeon ProRender plug-in)」をアップデートし、AppleのグラフィックスAPI「Metal 2」やmacOS 10.13.4で追加されたeGPU機能を新たにサポートしたと発表しています。
macOS® versions of the Radeon™ ProRender plug-ins for Blender™ and Maya® are now available for artists using Apple® Mac® systems, and support Apple’s Metal® 2 API and external GPUs 1 for maximum rendering performance.
Radeon ProRender for Blender and Maya: macOS Versions Available Now – Radeon.com
AMDのRadeon ProRender plug-inは今年02月にBeta版が公開され開発が進んでいましたが、正式リリースとなったバージョンではmacOS High Sierra 10.13.3以上でMetal 2が、macOS 10.13.4以上でeGPUがサポートされThunderbolt 3接続されたRadeon RX 580やRX Vega, Pro WX 9100 GPUなど搭載のeGPUをを利用して
煙や霧、雲などBlenderのVolumetricをレンダリングできるようになった他、ノイズ除去(Denoising)やアップデートされたUber ShaderによるPBR(Physically Based Rendering)ワークフローが改善されているそうです。
Radeon ProRender plug-inはAMD(Radeon.com)のサイトからダウンロードできますが、macOS 10.13.3以上のMacおよびRegistrationが必要なので、興味のある方は同ページにある”User Guide”をチェックしてみて下さい。
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