AppleがiPhoneのバッテリー交換金額を減額したことにより、iPhone 6/6 Plus/6s Plusの交換用バッテリーに限りが出てきたとして来店前に連絡するように通知しています。詳細は以下から。
Appleは2017年12月、iPhoneの突然シャットダウンを防ぐために「iOS 10.2.1」で劣化したバッテリーを搭載するiPhoneのパフォーマンスを意図的に低下させる電源管理機能を搭載したことを認め、ユーザーとの意思疎通に問題があったとして謝罪し、今後iOSのアップデートで電力管理機能を向上させるとともに、保証対象外のiPhoneのバッテリー交換の金額を現在の8,800円から5,600円減額し、3,200円で交換すると発表しましたが、
Appleは、バッテリーの交換が必要なiPhone 6以降をお持ちの方全員に対して、保証対象外のiPhoneのバッテリー交換の金額を8,800円から5,600円減額し、3,200円とします。この対応は2018年12月まで全世界で継続します。
この対応により、現在iPhone 6、iPhone 6 PlusおよびiPhone 6s Plusの交換用バッテリーの数が少なくなり、限りがあるとしてiPhoneのバッテリーを交換する目的でApple Storeを訪れるユーザーに対し、来店前にAppleサポートへ電話しバッテリーを予約するようにアナウンスしています。
iPhone のバッテリー交換が必要ですか?
Apple Store へ来店する前に、今すぐ Apple サポートへ電話をしてバッテリーを予約します。iPhone 6、iPhone 6 Plus、および iPhone 6s Plus の交換用バッテリーの数には限りがあります。サポート – Apple
アナウンスはAppleのサポート・ページやアプリ内に掲載されており、Apple Storeへの持ち込み修理をされるユーザー以外(郵送修理)の方はこれまで通り3~6営業日での所要日数となっているようなので、対象のiPhoneのバッテリーを持ち込みで交換希望の方はAppleサポートへ連絡するか、他の修理方法を確認してみて下さい。
追記
Mac Rumrosが得たAppleの内部資料によると、Appleはアメリカや一部の国でiPhone 6 Plusのバッテリー交換サービスを3月下旬から4月上旬にかけて一時中止するとAppleの正規サービスプロバイダ(AASP)へ通知したそうで、
Apple says iPhone 6 Plus replacement batteries are in short supply and won’t be available until late March to early April in the United States and other regions, according to an internal document distributed to Apple Stores and Apple Authorized Service Providers this week and later obtained by MacRumors.
Apple Delays iPhone 6 Plus Battery Replacements Until March-April Due to Limited Supply – Mac Rumors
加えて、iPhone 6や6s Plusについては約2週間(“approximately two weeks”)の待機期間が生じ、その他のiPhone 6s, iPhone 7, iPhone 7 Plus, iPhone SEについては遅延なしで対応可能(“available without extended delays.”)と記載されているそうです。
- サポート – Apple
- Apple サポート – App Store
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