AppleはmacOS Sierra 10.12.2でSIP用コマンド「csrutil」をアップデートしています。詳細は以下から。
Appleは本日、macOS Sierra 10.12.2をリリースし、その中で一部のMacBook Pro (Late 2016)モデルでシステム整合性保護「SIP」がOFFの状態で出荷されてしまっている不具合を修正したと発表していますが、
macOS Sierra 10.12.2アップデートでは、お使いのMacの安定性、互換性、およびパフォーマンスが改善され、すべてのユーザに推奨されます。
- 一部のMacBook Pro(October 2016)コンピュータでシステム整合性保護が無効になる問題が修正されます
Appleは今回のアップデートでSIP(通称Rootless)およびSIPをコントロールするコマンド”csrutil”をアップデートし、SIPを有効する場合に限りリカバリーパーティションからMacを起動し、SIPをONにするという仕様を変更しているそうです。
#macadmin System Integrity Changes (SIP) changes with 10.12.2 #macadminshttps://t.co/NmUAOdLHlv
— Erik Gomez (@Contains_ENG) 2016年12月13日
With the release of macOS Sierra 10.12.2, Apple has made one welcome change to System Integrity Protection (SIP): you can now re-enable the feature without being booted into the Recovery partition!
System Integrity Protection (SIP) changes in macOS Sierra 10.12.2 – One More Admin
SIPを有効にする方法
これはMacの管理者で作るIRCなどで確認されており、実際に試してみましたがmacOS 10.12.2以降の場合はMacをリカバリーパーティションから起動すること無く、csrutilコマンドでSIPをクリアし(要root権限)、指示通りに再起動すればSIPが再度有効になっていたので、SIPを頻繁にON/OFFされる方はチェックしてみてください。
$sudo /usr/bin/csrutil clear
- System Integrity Protection (SIP) changes in macOS Sierra 10.12.2 – One More Admin
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