iPadなどのタッチスクリーンを活用し、仮想Touch Barとして利用することが出来るアプリ「TouchBarDemoApp」がバーチャルキーボードをサポートしたと発表しています。詳細は以下から。
以前紹介したTouchBarDemoAppはオランダのエンジニアRobbert Klarenbeekさんらが開発した開発者向けアプリで、Touch Bar搭載のMacBook Proを所持していなくてもiPadなどのタッチスクリーンを利用して、実際のTouch Barアプリ操作性などを確認することが出来ますが、このTouchBarDemoAppがバージョンアップしバーチャルキーボードなどをサポートしたと発表しています。
Touch Bar Demo App v1.6
Changes for the on-screen Touch Bar:
- Clicking while holding the toggle key will no longer toggle the on-screen Touch Bar
- Holding the toggle key too long will no longer toggle the on-screen Touch Bar
- Made sure the toggle key doesn’t stop working after some time
Changes for the iOS Touch Bar:
- Replaced the webview virtual keyboard with a native one
- Rotation/resize issues with the keyboard should be resolved
- Changing your input source (keyboard language) will update the virtual keyboard
- Virtual keyboard on iOS 10 will have the new iOS 10 keyboard click sounds
- Enabling caps lock requires a slightly longer keypress (just like on a real Mac keyboard)
- Tapping the Touch Bar area to the left and right of the Touch Bar now triggers the nearest button
レイアウト
現在、TouchBarDemoAppの最新バージョンはv1.6で、同バージョンではiOSデバイス上に以下のTouch Barおよびバーチャルキーボード、モックアップを組み合わせ、7種類のレイアウトで表示することが可能となっています。
- Touch Bar
- バーチャルキーボード
- MacBook Pro 13/15インチのモックアップ(トップケースのみ)
iOSアプリについてはリリースされていないため、ユーザー自身が署名しインストールする必要がありますが、iOSデバイス側に表示されるバーチャルキーボードはユーザーのインプットソース言語を反映するため、日本語レイアウトのキーボードの表示も可能で、
13インチMacBook Proと12.9インチモデルのiPad Proを組み合わせれば、以下の様なアイデアも実現できると思うので、興味のある方は利用してみてください。
— Sai (@Saic) 2016年10月29日
- bikkelbroeders/TouchBarDemoApp – GitHub
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