AppleがiCloud使用時のMicrosoft Officeやユニバーサルクリップボードの不具合を修正した「macOS Sierraアップデート10.12.1」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2016年10月24日、iCloudのデスクトップと書類を使用した場合のMicrosoft Office互換性の向上や、Exchangeアカウントを使用している場合にメールのアップデートが出来ない不具合、ユニバーサルクリップボードが正しく動作しない問題などを修正したmacOS 10.12.1 Build 16B2555をリリースしたと発表しています。
macOS Sierraアップデート10.12.1では、お使いのMacの安定性、互換性、およびセキュリティが改善され、すべてのユーザーに推奨されます。
このアップデートの内容
- iPhone 7 Plusで撮影した被写界深度エフェクトイメージ用の自動スマートアルバムを写真に追加
- iCloudのデスクトップと書類を使用する場合のMicrosoft Office互換性を向上
- Microsoft Exchangeアカウントを使用している場合にメールをアップデート出来ないことがある問題を修正
- ユニバーサルクリップボードの使用時にテキストが正しくペーストされないことがある問題を修正
- Apple Watchでの自動ロック解除の信頼性を向上
- Safariのセキュリティと安定性を向上
macOS Sierraアップデート10.12.1
macOS 10.12.1では本日アップデートされたiOS 10.1を搭載したiPhone 7 Plusで利用可能な被写界深度エフェクトイメージに写真アプリが対応しており、Beta版リリーススケジュールは以下の通りで、Sierraリリース後約1ヶ月でのアップデートとなっています。
- 2016年09月20日:macOS Sierra 10.12 (Build 16A323) – 正式リリース🎉
- 2016年09月21日:macOS Sierra 10.12.1 Beta 1 (Build 16B2327e)
- 2016年09月27日:macOS Sierra 10.12.1 Beta 2 (Build 16B2333a)
- 2016年10月03日:macOS Sierra 10.12.1 Beta 3 (Build 16B2338c)
- 2016年10月11日:macOS Sierra 10.12.1 Beta 4 (Build 16B2548a)
- 2016年10月19日:macOS Sierra 10.12.1 Beta 5 (Build 16B2553a)
- 2016年10月24日:macOS Sierra 10.12.1 (Build 16B2555) – 正式リリース🎉
また、同バージョンでは合計16の脆弱性が修正されています。
- About the security content of macOS Sierra 10.12.1 – Apple Support
コメント
timemachineの不具合の件がどうなったのかが気になる
Microsoft Officeとの互換性ってなんだろうか。気になる。